新規事業研究会月例会講演要旨

(平成27年)
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    • 講演:『ナノ化による新テクノロジー分野の展開』
          山口東京理科大学 工学部機械工学科 助教
          高山 敦好 氏
       
    • 講演日:平成27年1月10日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       ナノ化は,従来の概念を覆す新テクノロジー分野を確立する可能性を秘めており,大学等の研究機関において研究開発が行われている.ナノクス社のラモンドナノミキサは,ウルトラファインバブル(ナノバブル)が容易に精製可能であり,食料,水産,医療,燃料など他分野にわたって効果が期待できる.本講演においては,ラモンドナノミキサによるナノバブル水の性状から水産業やディーゼル燃焼等に応用,すなわちナノ化による新テクノロジー分野の展開について解説する.

     

    • 【略歴】

      氏名:高山 敦好(たかやま あつよし)
      出身:兵庫県加古川市
      年齢:34歳

      学  歴
      平成11年3月 瀧川学園瀧川高等学校卒業
      平成11年4月 静岡大学人文学部経済学科入学
      平成14年9月 静岡大学人文学部経済学科退学
      平成14年10月 神戸商船大学科目等履修生(〜平成15年3月)
      平成15年4月 富山県立大学工学部機械システム工学科編入学
      平成18年3月 富山県立大学工学部機械システム工学科卒業
      平成20年4月 神戸大学大学院海事科学研究科博士課程前期課程入学
      平成22年3月 神戸大学大学院海事科学研究科博士課程前期課程修了 修士(海事科学)
      平成22年4月 神戸大学大学院海事科学研究科博士課程後期課程入学
      平成25年3月 神戸大学大学院海事科学研究科博士課程後期課程修了 博士(海事科学)

      職  歴
      平成18年4月 村田機械株式会社工作機械事業部板金システム部(〜平成20年3月)
      平成20年4月 T.K.M.PRODUCE 代表(平成23年1月法人成り)
      平成23年1月 株式会社TKMプロデュース 代表取締役社長(〜平成23年9月)
      平成23年10月 広島商船高等専門学校商船学科 助教(〜平成25年3月)
      平成25年4月 広島商船高等専門学校商船学科 講師(〜平成26年3月)
      平成24年4月 神戸大学大学院海事科学研究科国際海事研究センター 客員研究員
      平成26年4月 山口東京理科大学工学部機械工学科 助教
      平成26年7月 株式会社ナノクス 顧問

      専  門
      ・燃焼工学,熱流体力学,環境工学,船舶海洋工学,プロセス工学 等
      ・エマルジョン燃料,ナノバブル水,排ガス処理(EGR,電気集塵,スクラバ),排ガス拡散シミュレーション

      研究業績
      http://researchmap.jp/7000002655/



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    • 講演:『ナノマテリアルの物性と計測技術』
          日本ゼオン株式会社 新事業開発部担当部長
          理学博士
          渡辺 浩之 氏
       
    • 講演日:平成27年2月14日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館3F手島精一記念会議室

    • 【講演要旨】
       今では当たり前になってしまったナノメートル(10-9m)の技術が、一般に注目を浴びるようになったのは、今から15年ほど前、米国クリントン政権が国家戦略としてナノテクノロジーを推進してからである。しかし、その以前から、量子力学で記述できる分子(〜0.1nm)と1μm以上の古典的力学で記述できる世界の間には、特異な物性が存在することは古くから知られていた。高木による微粒子の融点降下現象の発見などは、その良い例だろう。カーボンナノチューブ、グラフェン、ナノダイヤ等のナノカーボン材料では、さらに、波動関数の閉じ込めや局在軌道の拡張が起き、バリスティック伝導や高い触媒効果を生み出す。光学的にも、レイリー散乱とミー散乱の中間領域に特異な光学散乱が生じる。ナノダイヤ薄層による透明スクリーンなどは、その典型だろう。簡単な物理から、ナノ特有の現象を説明する。さらに、今後のLSIプロセスで期待されているナノパターニング技術に関しても説明する。
       一方、計測技術では、プローブ顕微鏡が有力な武器になるが、ここでは、我々が以前開発したマルチプローブ顕微鏡による実験例を紹介する。ナノチューブやDNAをナノレベルで直接電子計測した結果や操作例を解説する。

     




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    • 講演:『超高純度金属ナノインクはエレクトロニクスの常識を変える』
          岡山大学助教(特任)異分野融合先端研究コア
          金原 正幸 氏
       
    • 講演日:平成27年2月14日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館3F手島精一記念会議室

    • 【講演要旨】
       金属ナノインクは、インクジェット等による塗布プロセスによって電気回路やデバイス電極を形成できる材料である。従来の金属ナノインクには、1)高温熱処理が必須、2)熱処理後のクラック発生、3)インクが不安定、4)基板密着が弱い、5)高価格、という問題点があった。極めて高純度の金属含有率を有する弊社のナノインクはこれらの問題点をすべて解決できる。弊社では優れたナノインクを基盤とし、印刷機メーカーと共同開発を行うことで、従来では難しかったインクジェットやフレキソ印刷による金属配線の安定描画が可能になってきた。当日はナノインクの概要と印刷による応用を述べる。

     

    • 【略歴】

      学歴
      2004年3月 北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程修了 博士(材料科学)
      職歴
      2004年4月 筑波大学準研究員 大学院数理物質科学研究科
      2005年4月 筑波大学助手 大学院数理物質科学研究科
      2008年4月 筑波大学助教 大学院数理物質科学研究科
      2011年2月より 岡山大学助教(特任) 異分野融合先端研究コア

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    • 講演:『ハイ―パーブランチポリマーの合成と応用』
          東京工業大学大学院理工学研究科
          有機・高分子物質専攻 教授
          柿本 雅明 氏
       
    • 講演日:平成27年3月21日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       規則的に分岐した構造の特殊形状高分子は、ハイパーブランチポリマーと呼ばれ、直鎖状高分子と比べて粘度が低く、有機溶媒に対して高い溶解性を持っているなどの特徴を有している。さらに大きな特徴は直鎖状高分子の末端基数は2であるのに対して、ハイパーブランチポリマーのそれは分子量の増加に応じて増加する。すなわち末端基に種々の官能基の導入が可能であることを考えると、ハイパーブランチポリマーの機能性高分子としての応用は大きく開けたものであると言える。本講演ではハイパーブランチポリマーの応用として、細胞シート作製用培養基材の作製を紹介する。ポリ(N-イソプロピル)アクリルアミド(PNIPAM)は温度応答性ポリマーとして知られており、このものの表面で細胞を培養すると温度を変化させるだけで、細胞シートを剥離することができる。この培養シャーレの作製は、ポリスチレン製のシャーレの表面にPNIPAMを電子線重合でグラフトさせる方法で行われ、その重合法の特長から高分子の構造制御が難しい。今回我々はハイパーブランチポリマーの末端にPNIPAMをグラフトさせた溶媒可溶性ポリマーをPSシャーレの表面に塗るだけで、市販のシャーレと同等の細胞培養-剥離性を持ったシャーレの作製に成功した。



    • 【略歴】
      【氏   名】 柿本 雅明(かきもと まさあき)
      【生年月日】 1951年6月23日
      【現   職】 東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻・教授

      【学歴】
      1975年3月 山口大学工学部工業化学科卒業
      1975年4月 東京工業大学総合理工学研究科電子化学専攻修士課程入学
      1977年4月 東京工業大学総合理工学研究科電子化学専攻博士課程入学
      1980年3月 東京工業大学総合理工学研究科電子化学専攻博士課程修了
      この間、
      1977年7月〜1978年8月 文部省国際学生交流制度により米国カリフォルニア大学アーバイン校に留学

      【学位】
      理学博士(東京工業大学、1980年3月)

      【職歴】
      1980年4月 相模中央化学研究所研究員
      1982年4月 東京工業大学工学部有機材料工学科 助手
      1987年7月 東京工業大学工学部有機材料工学科助教授
      1997年1月 東京工業大学工学部有機材料工学科 教授
      現在に至る

      【賞罰】
      市村賞(学術賞)(1996年4月)、繊維学会賞(2002年5月)
      高分子学会三菱化学賞(2010年9月)

      【専門分野】
      高分子合成(縮合系高分子)、高分子薄膜、機能性高分子材料、燃料電池

       




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    • 講演:『導電性高分子ポリアニリンの実用化の現状;導電塗料と防錆塗料』
          山形大学大学院理工学研究科 教授
          倉本 憲幸 氏
       
    • 講演日:平成27年3月21日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       いままでに、界面活性剤のAOT(商品名:エアロゾルOT)を用いて、有機溶媒可溶な導電性高分子ポリアニリンを合成出来ること、さらにm-クレゾールを用いて二次ドープ処理を行うことで、導電率が500S/cm以上の高導電性で良質強固な導電膜を形成できる事を見出している。この技術は出光興産より有機溶媒可溶型のポリアニリンとして開発商品化されており、帯電防止塗料、無電解メッキ下地塗料、電磁波シールド塗料へ実用化されている現状を紹介する。また同様にポリアニリンは防錆塗料へ実用化されており、NASAのスペースシャトルの発射台の塗装として使用されている。さらに我々のトヨタ自動車との共同研究の成果について紹介し、ポリアニリンと金属との電子移動から防護皮膜の形成について電気化学的測定結果を紹介し、ポリアニリンの防錆塗料への応用が有望であることについて述べる。

     

    • 【略歴】

      略歴:
      1977年名古屋工業大学工学部卒業
      1982年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士
      1982年山形大学工学部助手
      1986年同学部講師、1988年同学部助教授
      1988年11月より1年間、スイス連邦共和国ローザンヌスイス連邦工科大学化学科客員研究員
      1994年フランス共和国グルノーブル原子核研究センター客員研究員(導電性高分子に関する研究)
      1999年山形大学大学院理工学研究科教授、現在に至る

      賞罰;
      IEEEアメリカ電気電子学会論文賞受賞(2000年)
      FCFP(International Symposium on Functional Chemistry and Fine Polymers)学会賞受賞(2000年)
      繊維学会賞受賞(2001年)
      成形加工学会論文賞受賞(2004年)
      マテリアルライフ学会総説賞受賞(2005年)など

     


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    • 講演:『パワー半導体としてのダイヤモンドデバイス』
          早稲田大学 理工学術院 教授
          川原田 洋 氏
       
    • 講演日:平成27年4月11日(土)於て 東工大(大岡山) 本館 2F 27号室

    • 【講演要旨】
       ダイヤモンドは他の半導体よりも高い絶縁破壊電界、物質中最高の熱伝導率を有し、パワー半導体として不可欠な2大要素をもつ。我々は、最近、ダイヤモンド表面の2次元正孔ガス層を利用し、横型MOSFETで耐圧1500V以上、400℃での安定動作を確認した。この横型FETの結果は、パワー半導体に多く採用される縦型FETに直ぐに繋がる技術である。また、他のグループは、p-n接合を利用した耐圧5kVを越えるダイオード、耐圧600V以上の接合型FETを発表している。このようにパワー半導体としてのダイヤモンドデバイスは、競合するSiCやGaNに迫るあるいはそれを凌駕する性能も出現している。本講演では、パワー半導体の全体像として、Si、SiC、GaNの現状を説明し、ダイヤモンドの最新の結果をもとに、ダイヤモンドの将来技術展望をお話しする。


    • 【略歴】
      1985年 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了
      1986年 大阪大学工学部助手
      1990年 早稲田大学理工学部助教授
      1995年 早稲田大学理工学部教授

       




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    • 講演:『新しい有機発光材料の登場と有機ELへの展開』
          九州大学大学院工学研究院 主幹教授
          安達 千波矢 氏
       
    • 講演日:平成27年4月11日(土)於て 東工大(大岡山) 本館 2F 27号室

    • 【講演要旨】
       熱活性化型遅延蛍光(TADF)と呼ばれる現象は、光化学の一つの現象として教科書に記載される程度の実用性には程遠い現象としてしか認識されていなかったものでした。しかし、九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)では、これに新しい生命を吹き込み、産学の協力のもと、有機発光材料の新規の分子(Hyperfluorescence)の設計を進め、電流をほぼ100%の効率で光に変換するEL素子を実現しました。有機化合物の魅力は、その分子構造の多様性にあります。TADF有機発光材料の開発はまさにその自由度を100%活用した新分子の創製です。今後は、この技術の実用化を視野に入れた研究開発を進め、有機エレクトロニクスを次世代の日本の産業の核に育てていきたいと考えています。そして、TADFの高効率化の実現から見えてきた有機光エレクトロニクス材料の可能性から新たな研究テーマを創出し、皆さんの生活が変わるデバイスの提案などのイノベーションを起こす開発につなげていきます。今後、福岡に国際的な研究開発拠点を作り、有機光エレクトロニクスの基礎的研究から応用研究・開発、そして実用化まで進めていきます。講演では、最先端の有機光エレクトロニクス研究の一端と今後の展開についてお話致します。

     

    • 【略歴】

      あだち ちはや
      安 達  千 波 矢
      昭和38年10月26日生(男)

                学       歴
      昭和63年 3月   九州大学大学院総合理工学研究科材料開発工学専攻修士課程修了
      平成 3年3月   九州大学大学院総合理工学研究科材料開発工学専攻博士後期課程修了

                職       歴
      平成 3年4月  株式会社リコー入社 化成品技術研究所研究員
      平成 8年8月  信州大学繊維学部機能高分子学科助手
      平成11 年5月  米国Princeton University, Center for Photonics and Optoelectronic Materials (POEM)研究員
      平成13年3月  千歳科学技術大学光科学部物質光科学科 助教授
      平成16年4月   千歳科学技術大学光科学部物質光科学科 教授
      平成17年10月  国立大学法人 九州大学未来化学創造センター 教授
      平成22年4月  国立大学法人 九州大学大学院工学研究院 教授
      平成22年4月  国立大学法人 九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センターセンター長
      平成22年5月  国立大学法人 九州大学大学院工学研究院 主幹教授
      現在に至る

                研  究  分  野
      有機光エレクトロニクス、有機半導体デバイス物性、有機光物理化学

                受      賞
      平成15年3月 第2回船井情報科学振興財団新興賞エレクトロニクス部門(船井情報
      科学振興財団)
      平成15年7月 第1回 応用物理学会 有機分子・バイオエレクトロニクス分科会
              論文賞(応用物理学会)
      平成19年4月 文部科学大臣表彰 科学技術賞(文部科学省)
      平成26年5月 2014 SID Fellow Awards 受賞


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    • 講演:『用途に応じた酸化グラフェンの製造法』
          岡山大学 異分野融合先端研究コア 准教授
          仁科 勇太 氏
       
    • 講演日:平成27年5月9日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       酸化グラフェン(GO)は,黒鉛を酸化することにより得られるが,その詳細なメカニズムは分かっておらず,構造を制御することはほとんど試みられていない。我々は用いる黒鉛の種類や酸化時の反応条件を変えることで,大きさや酸化度の異なるGOを合成することを可能にした。特に,酸素官能基の種類と量を制御することは,機能化グラフェン類を合成する上では必須の技術である。例えば,GOを還元してグラフェン化したい場合,カルボキシ基は不可逆的な欠陥となるため不適切であり,ヒドロキシ基またはエポキシ基のみからなるGOが望ましい。酸化の条件を変えることで,目的とする酸化グラフェンを合成できるようになってきた。
       本発表では,酸化および還元によりGOの酸素官能基の量を自在に変える手法を示し,得られたGOの電気伝導性や酸化特性を評価した結果,および当研究室で検討した用途(触媒,潤滑剤,Liイオン電池負極)について報告する。



    • 【略歴】
      2003年4月 岡山大学 工学部物質応用化学科 入学
      2006年3月 同 中退
      2006年4月 岡山大学 大学院自然科学研究科博士前期課程 入学
      2007年3月 同 修了
      2007年4月 岡山大学 大学院自然科学研究科博士後期課程 入学
      2008年4月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
      2008年5月 マサチューセッツ工科大学(Timothy F. Jamison Lab.) Visiting Scientist
      2008年12月 神戸大学大学院理学研究科 特別研究生
      2010年3月 岡山大学 大学院自然科学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)
      2010年4月 岡山大学 異分野融合先端研究コア 助教
      2011年1月 Florida State University (D. Tyler McQuade Lab.), Visiting Researcher (~2012.2,兼任)
      2011年12月 Nanyang Technological University (Yuan Chen Lab.), Visiting Professor (~2012.1,兼任)
      2013年10月 JST さきがけ 研究員 (~2017.3,兼任)
      2014年4月 岡山大学 異分野融合先端研究コア 准教授

       




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    • 講演:『次世代蓄電池を拓くポリマーイオニクス材料の開発』
          東京農工大学 大学院工学研究院 准教授
          富永 洋一 氏
       
    • 講演日:平成27年5月9日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       固体高分子電解質(SPE)は、極性高分子と塩(イオン源)から構成される新しい電解質材料である。これまでの電解質材料は、有機溶媒や無機系固体が主流であった。SPEは、液体などの漏洩が無く、かつ高分子特有の柔軟性を活かすことができる。このような特徴は、デバイスの軽量化や薄膜化につながるため、次世代イオニクス材料として注目されている。ところが、SPEの性能は実用化には未だ不十分なレベルである。これまでに、ポリエチレンオキシド(PEO)系高分子をベースとするSPEの基礎研究が多数行われてきたが、電池の動作が可能になるイオン伝導特性(高イオン伝導性・Liイオン輸率など)の達成は困難である。そこで演者らは、新しいSPE用高分子として二酸化炭素/エポキシド共重合体に着目している。ポリエチレンカーボネートとLi塩からなるSPEは、従来のPEO型よりもイオン伝導特性に優れており、また簡易セルの充放電試験からは室温でも電池の動作が可能であることを初めて明らかにすることができた。

     

    • 【略歴】
      学歴
      1995年3月 東京農工大学 工学部物質生物工学科 卒業
      2000年3月 東京農工大学 大学院工学研究科 修了, 博士(工学)
      職歴
      1997〜2000年 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
      2000〜2007年 東京工業大学 大学院理工学研究科 助教
      2003〜2004年 文部科学省 在外研究員(ローマ大学理学部)
      2007〜2011年 東京農工大学 大学院工学研究院 講師
      2012年〜 東京農工大学 大学院工学研究院 准教授

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    • 講演:『超解像ライブイメージング顕微鏡:開発と利用,そして事業化』
          東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授
          理化学研究所 光量子工学研究領域
          生細胞超解像イメージング研究チーム チームリーダー
          中野 明彦 氏
       
    • 講演日:平成27年6月13日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       われわれは,高速のスピニングディスク共焦点スキャナと超高感度の検出カメラシステムを組み合わせることにより,生細胞中での分子の動きを可視化できる超解像顕微鏡の開発に取り組んできた。すでに,細胞生物学の世界的な大論争を解決し,さらに教科書を書き換えるような発見を続けている。この世界に冠絶する性能をもつ顕微鏡を,ぜひ使ってみたいというユーザーに提供するため,現在その事業化を進めている。基礎研究だけでなく,創薬,臨床医学などへの応用の可能性についても論じてみたい。



    • 【略歴】
      1975年東京大学理学部生物化学科卒業。1980年同大大学院博士課程修了,理学博士。国立予防衛生研究所研究員,主任研究官,カリフォルニア大学バークレイ校博士研究員,東京大学理学部講師,助教授,理化学研究所主任研究員等を経て,現職(東京大学と理化学研究所を兼務)。専門は,細胞生物学-膜交通の分子機構の研究。2002年井上学術賞,2008年産官学連携功労者表彰・日本学術会議会長賞,2012年文部科学大臣表彰・科学技術賞受賞。現在日本学術会議第2部会員,生物科学学会連合代表。

       




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    • 講演:『めっき金属の微小材料試験法の開発』
          東京工業大学精密工学研究所 准教授
          曽根 正人 氏
       
    • 講演日:平成27年6月13日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       近年、微小電気機械システム(MEMS)という非常に小さな部品によって構成されている機械システムが、カーナビやスマートフォーンなどに用いられている。MEMSに用いる金属材料は、マイクロメートルサイズでありその場合その機械的特性の評価が重要である。このような微小材料の機械的特性評価技術に関して解説する。

     

    • 【略歴】
      平成3年3月(1991) 東京工業大学工学部高分子工学科卒業
      平成5年3月(1993) 同、大学院理工学研究科高分子工学専攻博士前期課程修了
      平成8年3月(1996) 同、大学院理工学研究科高分子工学専攻博士後期課程修了
      平成 8年(1996) 4月 日本石油株式会社(現・新日本石油株式会社)入社。
      5月  同中央技術研究所・主任
      平成12年(2000) 7月  東京農工大学大学院・助手
      平成17年(2005) 4月  東京農工大学工学部化学 システム工学科・特任助教授
      平成17年(2005) 10月 東京工業大学精密工学研究所・准教授

     


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    • 講演:『超高効率発光色素の開発:OLEDからバイオイメージングまで』
          東京工業大学 大学院理工学系研究科
          有機・高分子物質専攻 准教授
          小西 玄一 氏
       
    • 講演日:平成27年7月11日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 3F 手島精一記念会議室

    • 【講演要旨】
       超高効率発光色素の分子設計が拓く先端材料・技術について演者に研究を例として紹介する。よく光る蛍光色素を設計するための方法論(基礎編)と具体的な開発事例(応用編)からなる。応用例は、有機発光ダイオード、有機液晶レーザー、機能性高分子材料、生体分子イメージング(蛍光顕微鏡、二光子励起顕微鏡)、ドラッグデリバリーシステム等である。さらに発光材料の研究の中で見出した新しいシーズについてもあわせて紹介したい。



    • 【略歴】
      1995年大阪府立大学工学部応用化学科卒業。2000年京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻博士課程修了,博士(工学)。2000年信州大学医学部医学科助手,2002年金沢大学工学部物質化学工学科助手,2006年より現職。専門は,高分子化学、光化学、生理学。

       



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    • 講演:『「もっといいクルマを創ろう」トヨタとマツダの業務提携』
          山口東京理科大学 工学部機械工学科 教授
          貴島 孝雄 氏
       
    • 講演日:平成27年7月11日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 3F 手島精一記念会議室

    • 【講演要旨】
       2015年5月13日 トヨタとマツダによる記者会見が行われ業務提携が発表された。互いの強みを活かせる具体的な業務提携の合意を目指していくとのことだ。協業検討の合意は「もっといいクルマづくり」を掲げている。豊田社長はマツダがこだわってきた人馬一体なクルマの魅力を例に、志を同じくする企業同士で新しい「クルマの魅力向上」に取り組めるという期待感が大きいと述べられた。両社が目指す、「もっといいクルマ」とはどんなクルマなのか、長年マツダにおいてスポーツカーづくりを手がけてきた視点で、過去20年のマツダ商品開発の歴史をひも解き、クルマ開発のストーリーと共に、いいクルマの定義を解説する。今後、両社の歩みに必要な技術開発領域について講演者の見解を述べる。

     

    • 【略歴】
      1949年生まれ
      1967  徳島県立徳島東工業高等学校
      (現徳島県立徳島科学技術高等学校 )機械科卒業
      1967  東洋工業株式会社(現マツダ株式会社)入社
      1968〜1988 車両設計(トラック、セダン、スポーツカー)開発主任
      1991 ルマン優勝車(マツダレーシングカー787B)車両開発リーダー
      1992 〜2009マツダ株式会社 スポーツカー(RX-7,ロードスター)開発主査
      2010 マツダ株式会社 退職
      2010〜   山口東京理科大学 機械工学科 教授
      公益社団法人 自動車技術会 フェロー会員
      一般社団法人 日本機械学会 会員
      日本感性工学会 会員

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    • 講演:『高効率リン光有機EL照明の開発』
          コニカミノルタ株式会社
          アドバンストレイヤー事業本部 有機材料研究所所長
          北 弘志 氏
       
    • 講演日:平成27年8月8日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 3F 手島精一記念会議室

    • 【講演要旨】
       有機ELは、国際的にはOrganic LED と呼ばれるとおり、有機化合物でできた発光ダイオードのことであり、すでに、インジケーターやディスプレイの新方式として広く使用されている。私どもコニカミノルタでは、企業の経営理念である「新しい価値の創造」に基づき、この有機ELを敢えてディスプレイではなく、平面発光で、薄く、軽く、フレキシブルな照明や光源を対象として、研究開発を重ね、実際に商品化している。本講演では、この有機ELの発光効率を高めるために開発した有機材料、特に効果の大きい青色リン光材料と、平面発光であるが故に必要となって来る光取り出し技術について解説する。併せて、コニカミノルタが商品化しているフレキシブル発光デバイスについて、その取り組みや動向を紹介する。



    • 【略歴】
      北 弘志 (コニカミノルタ株式会社 アドバンストレイヤー事業本部 有機材料研究所長)

      1987年 東北大学大学院工学研究科応用化学専攻修士修了(不斉合成。不斉識別)。
      同年、小西六写真工業(現、コニカミノルタ)株式会社入社。カラー写真用発色材料の開発を担当した後、同社中央研究所にて新規開発課題の企画、有機太陽電池開発、有機EL材料開発に従事。
      2004年 会社統合を経てコニカミノルタテクノロジーセンター(株)材料研究所 先端材料開発室長。
      2012年 事業会社再編によりコニカミノルタアドバンストレイヤー(株)有機材料研究所長
      2015年 分社廃止により現職。
      分子設計、有機合成化学を専門とし、最近では青色リン光有機EL材料の開発において、2012年度日本写真学会技術賞、並びに、 2012年度有機EL討論会業績賞受賞。
      2015年1月 東北大学理学研究科にて博士取得。
      2011年度より広島大学先進機能物質研究センター客員教授。
      2009年より日本化学会関東支部代議員。

       



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    • 講演:『我が国における環境変化と新産業』
          電気通信大学 産学官連携担当 特任教授
          宮田 清藏 氏
       
    • 講演日:平成27年8月8日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 3F 手島精一記念会議室

    • 【講演要旨】
       国連によれば世界の人口は2100年には112億人になると予想されている。人口の多い順ではインド16,6億人中国10億人、ナイジェリアが7,5億人、米国が4,5億人、コンゴ、パキスタン、インドネシア、タンザニア、エチオピア、ニジェールと続く。日本の人口は0,83億人となる。
       現在の人口が73億人なのでエネルギー、資源の争奪がより激しくなる。また世界の平均寿命は70,5歳だが2100年には83,2歳になる、一方日本は83,3歳から93,7歳になる。
       またCO2の濃度上昇による温暖化も激しくなり、気候も大きく変化する。温度の上昇に伴ってその揺らぎも大きくなり台風の数がマスと共に冬はより厳しくなる。
       省エネ、省資源産業、老人医療産業、人口増加産業などについて日頃から考えていることを述べる。

     

    • 【略歴】
      1969年東京工業大学大学院 博士課程修了 1969年東京農工大学工学部 講師 1970年東京農工大学工学部 助教授 1984年ベル研究所 客員研究員 1986年東京農工大学 教授 1995年東京農工大学大学院 生物システム応用科学研究科教授・科長 2001年東京農工大学長 2005年(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)シニアプログラムマネージャー 2008年電気通信大学 監事 2013年電気通信大学 学長顧問

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    • 講演:『ステレオカメラによる衝突しない自動車の実現』
          東京工業大学 放射線総合センター 准教授
          実吉 敬二 氏
       
    • 講演日:平成27年9月12日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       衝突しない自動車は人々の長い間の夢であったが、ステレオカメラによってついに実現することができた。もちろん100%衝突を回避することは不可能であるが、殆どの衝突の原因は人間の不注意によるものであり、そのような事故は100%回避することができる。それはステレオカメラの仕組みが人間の両眼立体視と同じであって、複数の立体物を同時に短時間で、その大きさや形状、動きまでも含めて検出できるからである。あたかも居眠りやわき見をしない眼が人間の眼に代わって周囲を監視しているようなものである。実際、衝突防止用として使われる他のセンサー、ミリ波レーダーやレーザーセンサーとの性能比較が各所で行なわれているが、ステレオカメラが圧倒的に好成績である。本講演では、なぜステレオカメラがこれほどの性能を発揮できるのか、原理や立体物の検出方法を通して説明する。また実機による立体物検出のデモも行い、理解を深めていただければと思う。

    • 【略歴】
      昭和50年 東工大・理学部応用物理卒.
      昭和56年 同大学院博士課程修了.
      同年 東工大大学院技官.
      昭和57年 西独デュイスブルグ大学研究員.
      昭和58年 米国ローレンスリバモア研究所研究員.
      昭和63年 富士重工(株)研究主査.
      平成10年 東工大放射線総合センター准教授.
      現在に至る.

       



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    • 講演:『日本の企業統治(コーポレートガバナンス)に試練
           -東芝不適切会計から学ぶべき教訓-』
          徳永経営者コーチニング事務所 所長
          徳永 健人 氏
       
    • 講演日:平成27年9月12日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       今回の東芝会計不適切問題は日本を代表する名門企業、リーディングカンパニーとして、政府のガバナンス改革の先頭ランナーを演じてきたものの、「統治の質については満足のいく結果を出せなかった」とする、7月21日付の「ニューヨーク・タイムス」は今回の問題が「日本政府の成長戦略にも影響を与えかねない」と指摘する等、国内外に大きな衝撃を与えている。
       なお、東芝問題の最終的な結論は現時点では出ていないが、日本企業の企業統治に対する監視の目が、国内外から厳しい目が光っている事は重要な問題と受け止める必要があると考え、本件は微妙な問題が多いことを承知の上で、小職のコメントを皆様方に披露し、皆様方が今後日本の企業統治、ガバナンス問題について考えていくうえでいささかでもご参考なる内容になればと考え、いくつかの重要な問題点について指摘し解説を行う予定である。

     

    • 【略歴】
      昭和18年1月1日愛媛県西条市出身
      昭和40年日本大学経済学部卒業
      同年富士銀行入行
      富士銀行準役員待遇参与
      広島総合銀行(現もみじ銀行)常務取締役
      株式会社サン・ポール代表取締役
      株式会社山王常勤社外監査役
      社団法人DFガバナンス部会会員(現)
      東京広島県人会理事(現)
      徳永経営者コーチニング事務所所長(現)

 


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    • 講演:『サーボプレスで変わったこと、変わらなかったことから考える今後のプレス設備像』
          株式会社アデック 代表取締役
          久野 拓律 氏
       
    • 講演日:平成27年10月10日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       プレス機械にサーボプレスというカテゴリーが出来たのは1998年の4月。しかも日本発祥の技術である。報告者が金型に触れてから2年目の少しずつ金型が分かってきた時であった。当時はファナックのモータとボールネジを用い、ハイデンハインのリニアスケールでスライドの位置制御がミクロン単位で制御できるインテリジェンスな機械であった。それから17年、リニアサーボ、油圧サーボと形を変えながら現在では自社製の大型サーボモータをダイレクトにクランク軸につなげるシンプルな機械が主流となっている。このプレス機械の変革を牽引したのは何か?製造現場は何が変わったのか?塑性加工に変化はあったのか?今後のプレス設備はどう変化していくか?を全種類のサーボプレスを用いた工法開発に携わることができた型屋が私見を報告する。

    • 【略歴】
      1987年3月 鹿児島県立大島高等学校卒業
      1995年3月 茨城大学物質工学専攻修士課程修了
      1995年4月 アイダエンジニアリング株式会社入社
      1996〜2015年6月 様々な金型の工法開発に携わる 主任技師
      2015年7月 アイダエンジニアリングを円満退社、株式会社アデック代表に就任

       



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    • 講演:『日本の技術力をわかりやすく世界に!‐マンガデザインの活用法‐』
          ターゲットメディア・ソリューション 代表取締役
          マンガデザイナーズラボ マンガデザインRプロデューサー
          大阪芸術大学 客員教授
          吉良 俊彦 氏
       
    • 講演日:平成27年10月10日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       1970年以降、世界の経済成長を支えたのは紛れもなく日本の技術力であった。世界中で評価されるメイドインジャパンの品質、デザインは多くの人の憧れとも重なり、日本の経済成長は続いていった。
       しかし、1995年ビルゲイツがWindowsを発表し、世界中がパソコン時代に突入、また2007年にスティーブジョブスがiPhoneを発表し、スマートフォンの時代になると、すっかり日本の技術が表舞台に登場しなくなり、表舞台はアメリカに変わっていった。
       日本の技術力が衰えたのか。答えはNoである。
       日本の技術力は年々高いレベルで成長しているのだが、その事がうまく説明されていないのが現実だ。
       何故だろう。日本は商品の宣伝ばかりに焦点をおき、技術の啓蒙がないがしろにされてきたのではないだろうか。
       このツケは大きい。今回の講演においては、日本の技術力を分かり易く説明する方法の一つとして、日本のオリジナル文化、マンガデザインについてお話ししようと思います。
       日本の技術力を世界に示すためにも。

     

    • 【略歴】

      上智大学法学部卒業後、株式会社電通に入社。
      クリエーティブ局、銀座第四営業局を経て、1985年より雑誌局へ。
      様々なラグジュアリーブランドをはじめ、各社のメディア戦略およびプロジェクト、スポーツ・文化イベントの企画プロデュースを行う。
      主なものに、リチャード・ブランソン氏との「熱気球による太平洋横断プロジェクト」、村上龍氏らと共に行ったFIFAワールドカップ(1990年イタリア〜2002年日本・韓国)の雑誌企画プロデュースなどがある。
      2004年にターゲットメディア・ソリューション設立し、「教育」「コーチング」「中国ビジネス」を3本柱として活動している。日本・中国での講演も多数。
      2011年にはマンガデザイナーズラボを設立し、マンガの新しい市場を開拓。
      総合プロデューサーとして「マンガデザイン」による広告のプロデュースを手がけ、日本の文化であるマンガをコミュニケーションソリューションとしてビジネスに活用している。2015年より広告電通賞審議会選考委員を務める。

      1981年 3月 上智大学法学部法律学科卒業
      4月 株式会社電通入社 第3クリエーティブ局コピーライター
      1982年 4月 株式会社電通 銀座第四営業局
      1985年 5月 株式会社電通 雑誌局
      2004年 4月 有限会社ターゲットメディア・ソリューション設立
      大学講師・企業での研修、講演、コンサルティングを行う
      2011年 10月 マンガデザイナーズラボ株式会社設立

      【現職】
      大阪芸術大学客員教授
      日本女子大学講師
      立教大学MBA教授
      宣伝会議各種講座講師
      EFAP JAPON講師
      文化服装学院講師
      クーバー・アカデミー・オブ・コーチング(サッカー関係)講師
      鞄結}エージェンシー プロデューサー

      【資格】
      イベント業務管理士1級

      【著書】
      『来週のプレゼンに勝つ!』(プレジデント社)
      『マンガデザインで「笑顔をプロデュース」』(プレジデント社)
      『嘘の破壊』 (プレジデント社)
      『1日2400時間吉良式発想法』 (プレジデント社) 【重版】
      『ターゲットメディア・トルネード』 (宣伝会議) 【重版】
      『ターゲットメディア主義―雑誌礼讃―』 (宣伝会議) 【重版】
      『「お嬢さん」が知っておきたい意外な質問350』 (共著/光文社)
      『情報零元』(中国軽工業出版社) ※「情報0円」の中国版
      『情報0円』 (宣伝会議) 【重版】


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    • 講演:『イオン液体の特性と界面現象−帯電防止剤への事例−』
          東京工業大学大学院
          理工学研究科有機・高分子物質専攻 教授
          大内 幸雄 氏
       
    • 講演日:平成27年11月14日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       イオン液体は難燃性、優れた溶解性、イオン伝導性などを有する新規機能性液体である。1992年に大気中で安定な化合物が合成されて以降、電気化学デバイス、バイオ、環境科学などの分野で応用研究が盛んに進められている。これまでの有機溶媒には見られない新しい性質を活用することが新たな事業展開に結び付くと考えられる。本講演ではイオン液体の興味深い物性を概観した後、表面・界面構造の特異性を解説し、帯電防止剤への応用事例を紹介する。

    • 【略歴】
      氏名:大内 幸雄 (おおうち ゆきお)
      学歴
      1982年3月 東京工業大学工学部有機材料工学科 卒業
      1987年3月 東京工業大学大学院理工学研究科有機材料工学専攻博士後期課程 修了(工学博士)
      職歴
      1987年4月 東京工業大学工学部有機材料工学科 助手
      1992年7月 名古屋大学理学部化学科 助教授
      2007年4月 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻 准教授
      2013年6月 東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻 教授
      併任
      1990年〜1991年 カリフォルニア大学バークレー校物理学科 客員研究員
      1993年〜1995年 岡崎国立共同研究機構分子科学研究所 客員助教授
      1998年〜2000年 文部省学術国際局 学術調査官
      受賞
      応用物理学会賞A(応用物理学会1990年)

       



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    • 講演:『有機ELと地方創生』
          山形大学大学院理工学研究科
          有機デバイス工学専攻 教授
          城戸 淳二 氏
       
    • 講演日:平成27年11月14日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F ロイアルブルーホール

    • 【講演要旨】
       山形大学における有機ELは平成元年からフラスコ一つから開始したが、現在では有機エレクトロニクス分野で有機エレクトロニクス研究センター、有機エレクトロニクスイノベーションセンター、有機材料システムフロンティアセンター、スマート未来ハウスなど、4つの研究棟が稼働し、世界一のアクティビティとなっている。地域の活性化に関しては山形県庁と連携し、地元企業への技術移転などをとおして「山形有機エレクトロニクスバレー構想」を推進している。本講演では、育ちつつある有機EL産業や山形大学発ベンチャーなどについて報告する。

     

    • 【略歴】
      昭和59年3月    早稲田大学理工学部応用化学科卒
      平成元年2月    ニューヨークポリテクニック大学大学院 Ph.D.(工学博士号)専攻終了
      平成元年3月    山形大学助手 工学部高分子化学科
      平成7年5月     助教授 工学部物質工学科
      平成14年11月   教授 工学部機能高分子工学科
      平成22年4月〜  卓越研究教授 大学院理工学研究科有機デバイス工学専攻
      平成15年〜22年 山形県産業技術推進機構 有機エレクトロニクス研究所 所長

      主な受賞学術賞
      平成14年5月    高分子学会 学会賞受賞
      平成14年5月    米国情報ディスプレイ学会 特別業績賞受賞
      平成20年5月    米国情報ディスプレイ学会 Fellow Award受賞
      平成21年11月   山形県科学技術賞
      平成25年11月   紫綬褒章受章
      平成27年6月    米国情報ディスプレイ学会 K.F.Braun賞受賞

 


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    • 講演:『低中温排熱発電技術〜バイナリー発電について』
          神鋼リサーチ株式会社 産業戦略情報本部 調査三部
          上原 一浩 氏
       
    • 講演日:平成27年12月12日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F くらまえホール

    • 【講演要旨】
       熱利用技術の一つに蒸気発電があるが、蒸気発電で使用されるタービンのうち少量・低圧蒸気にはスクリュータービンが適している。スクリュータービンを採用した小型蒸気発電装置を紹介する。
       低中温排熱発電ではバイナリー発電が採用されているが、バイナリー発電について紹介する。バイナリー発電の原理を説明するとともに、バイナリー発電装置の国内外のさまざまな製品を紹介する。
       バイナリー発電による低中温排熱利用の実例として工場排熱利用と温泉発電について紹介する。

    • 【略歴】

      1978年3月 京都大学工学部機械工学科卒業

      1978年4月 叶_戸製鋼所入社
      以後、同社 機械事業部門にて、産業機械の設計・開発業務に従事。
      HIP装置、化合物半導体結晶成長装置、超臨界CO2乾燥装置、小型スクリュー式蒸気発電装置などの開発を手掛けた。
      機械事業部門 開発センター開発企画室長として機械開発の企画・統括を推進。

      2012年4月 神鋼リサーチ(株)に転籍
      技術調査、市場調査などに従事。
      現在、水素ステーションISO規格 ISO / TC197 WG21日本委員会委員長を拝命。

       



  • Ref.No.151212-2   元へ戻る

    • 講演:『アイ・ウエアとしての超軽量眼鏡型ディスプレイの実現に向けて』
          福井大学産学官連携本部 客員教授
          勝山 俊夫 氏
       
    • 講演日:平成27年12月12日(土)於て 東工大(大岡山) 蔵前会館 1F くらまえルーホール

    • 【講演要旨】
       近年、「ウエアラブル」をキーワードに、身に着けて持ち運びが出来る装置やデバイスが、様々な分野で提案され、実際に市場に投入されつつある。ディスプレイの世界においても、ウエアラブル・ディスプレイの提案が相次ぎ、今後のイノベーティブな進展が期待されている。
       このような中で、我々は、非常に弱い強度のレーザ・ビームを走査して網膜上に映像を形成する網膜走査ディスプレイに注目し、その小型化のためのキー・デバイスの実現に取り組んできた。その結果、3原色のレーザ光の発生、合波、光走査まで含めても数ミリ角の大きさに小型化できる見通しを得ることが出来た。このキー・デバイスの超小型化によって、外見上は通常の眼鏡と全く変わらない、真の意味でウエアラブルなディスプレイが初めて実現する。
       本講演では、ディスプレイの歴史から始めて、網膜走査ディスプレイに関する技術を中心に幅広く関連する技術内容を紹介したい。

     

    • 【略歴】
      1972年 3月 東北大学理学部物理学第二学科卒業
      1974年 3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了
      1974年 4月 株式会社日立製作所 中央研究所
      1983年 7月 博士号取得(東北大学工学博士) 
      1989年 8月  株式会社日立製作所 中央研究所 主任研究員
      2002年11月  東京大学生産技術研究所 客員教授
      2004年 4月  東京大学生産技術研究所 特任教授
      2007年 4月  文部科学省 科学技術政策研究所 客員研究官
      2007年 9月  福井大学大学院工学研究科 教授
      2015年 4月  福井大学産学官連携本部 客員教授

 


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2015年12月25日 最終更新

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