新規事業研究会月例会講演要旨

(平成21年)
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    • 講演:『界面構造・相互作用の評価・設計によるナノ粒子の溶媒、高分子中への分散挙動制御
               東京農工大学大学院 教授
              神谷 秀博 氏
       
    • 講演日:平成21年1月10日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      機能性ナノ粒子を各種製品に応用するための共通基盤技術である凝集・分散挙動の制御には、粒子界面の分子・ナノスケール構造とそれに支配される粒子間相互作用の設計が重要となる。本講では、粒子界面構造・相互作用の評価方法としてコロイドプローブ原子間力顕微鏡法(AFM)等を紹介しながら、設計法として、ナノ粒子合成後に粒子の物理的分散を行いながら、あるいは水系分散ゾルを出発原料に種々の方法で界面構造の設計を行い、様々な有機溶媒に分散させる手法と、粒子合成時に界面設計を行うin-situ合成・分散法の両者を概観する。また、ポリマー複合体を対象としたナノ粒子の樹脂中への均一、高密度分散の課題と現状を紹介する。

     

    • 【略歴】
      神谷 秀博

      1986年3月 名古屋大学大学院工学研究科修了(工学博士)
      1986年4月 日本学術振興会特別研究員
      1986年6月 名古屋工業大学工学部材料工学科助手
      1989年3月 名古屋大学工学部化学工学科助手
      1993年4月 東京農工大学工学部物質生物工学科助教授
      2003年5月 同大学大学院教授(現在に至る)
      粉体工学、無機材料プロセス工学、化学工学
      微粒子、ナノ粒子の付着凝集現象の解析と制御を基盤技術に材料プロセス、環境・エネルギー分野、医薬品・化粧品、顔料など幅広い分野への応用を行う。
      2007年 化学工学会学会賞「研究賞」受賞

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    • 講演:『超臨界・亜臨界・高圧条件下での開発に向けて
              株式会社超臨界技術研究所 取締役所長
              佐伯 憲治 氏
       
    • 講演日:平成21年1月10日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      近年、環境問題、食の安全、高付加価値製品の開発へのニーズの高まりに伴い超臨界流体利用技術等のこれまでの常用範囲を超えた技術に多くの関心が寄せられ、超高圧・亜臨界条件下での開発・検討が活発となっている。鞄圏m高圧は既に数十年にわたり超臨界実験装置の製作・納入実績を重ねており、その子会社である樺エ臨界技術研究所では最近多くの顧客からの超臨界・亜臨界・高圧条件下での各種試験・研究の要請を受けて、これらの受託を行っている。
       本講演では、超臨界・亜臨界・高圧条件下での実用研究の現状と弊社の取り組みを紹介する。


    • 【略歴】
      佐伯 憲治

      1966年:東京工業大学修士課程修了
      1966年:三井石油化学工業鞄社
      (1968−1970年:西ドイツ、マインツ大学留学、Dr.rer.nat 取得)
      1993年:同合成研究所長
      1995年:滑ヨ西新技術研究所主席研究員、研究部長
      2001年:鞄圏m高圧顧問、同社超臨界技術研究所所長
      2005年:樺エ臨界技術研究所取締役所長

       

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    • 講演:『低炭素社会に向けた環境・省エネルギー対策の現状
               株式会社テクノ菱和 技術本部専任部長
              環境関連事業推進プロジェクト リーダー兼任
              加藤 豊 氏
       
    • 講演日:平成21年2月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       環境問題が主要テーマであった北海道洞爺湖サミットが昨年7月に開催され、米国ではオバマ新大統領も景気刺激策として建築関連などの省エネルギー対策を打ち出した。
       このように、環境に対する関心が一段と高まる中、日本における京都議定書CO2削減目標(1990年を基準として第一約束期間:2008〜2013年 に−6%)達成への見通しなどの現状を、環境白書などを交えながら説明。
       また、低炭素社会に向けた産業界での省エネルギー対策を、生産環境構築のために多くのエネルギーを使用する工業用クリーンルーム、バイオロジカルクリーンルームを始めとした、生産現場の事例で紹介。建築物関連の環境問題も併せて紹介する。

     

    • 【略歴】
      加藤 豊

      1968年 菱和調温工業梶i現潟eクノ菱和)入社 現在にいたる 
      現在 技術本部専任部長 環境関連事業推進プロジェクト リーダー兼任
      1972年 工学院大学専修学校 建築科卒

      主な業務
       建築設備関連全般 
      設計・施工・購買・営業(設計部長・購買部長・支店長・技術本部副本部長)
       原子力関連空調換気施設設計 原子燃料・ウラン濃縮・再処理・廃棄物
       電子材料・製品関連生産設備空調換気施設設計、監理 
      クリーンルーム・ユーティリテー・内装関連
       医薬品関連施設設計、監理 医薬品製造・研究所、動物舎等空調換気
       食品関連施設設計、監理 食品工場・研究所等空調換気 
      バイオロジカルクリーンルーム
       バイオハザード防止関連施設 企画設計施工監理

      主な著書
       空気調和・衛生工学便覧第13編 空気調和・衛生工学会編 部分執筆 丸善
       空調・衛生技術データーブック テクノ菱和編 部分執筆 森北出版
       失敗から学ぶ設備工事 テクノ菱和編 森北出版

      技術士(衛生工学部門) 建築設備士 空調設備士 衛生設備士 消防設備士 他
      空気調和・衛生工学会 技術フェロー

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    • 講演:『産業用フェムト秒レーザー装置の開発とその応用
              サイバーレーザー株式会社 取締役副社長
              住吉 哲実 氏
       
    • 講演日:平成21年2月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      我々は、産業応用に供するフェムト秒レーザー装置開発を行うとともに、材料加工を中心に顧客要請に応えるべく応用研究を進めている。従来の機械的加工方法はマイクロ〜ナノメートルスケールにおいて限界に到達しており、フェムト秒レーザーのような新しい加工ツールに期待が集まっている。フェムト秒レーザー装置が研究ツールにすぎないという考え方は古く、すでに生産現場に採用されており実用ツールへと変貌を遂げている。大量生産には高スループット加工が必須であるため、実証用レーザー装置から生産用高繰り返し・高出力装置の開発が求められている。本発表では、弊社が開発した高い信頼性を有するフェムト秒レーザー装置の特長について解説し、その応用研究に関して紹介する。

    • 【略歴】
      住吉 哲実(すみよし てつみ)

      サイバーレーザー株式会社 取締役副社長
      1996年 慶應義塾大学 大学院理工学研究科電気工学専攻博士課程修了 工学博士
      1996年 日本電気株式会社入社
      光エレクトロニクス研究所 光コンポーネント研究部配属
      2000年 サイバーレーザー株式会社設立、取締役就任

      研究:
      ・放電点火フッ化水素化学レーザならびにTEA CO2レーザの研究開発およびその応用に関する研究開発
      ・LD励起固体アイセーフレーザ、LD励起アクティブミラー型3μm固体レーザの開発研究
      ・全固体医用ファイバレーザの開発研究
      ・伝送用LD励起高出力ファイバアンプの開発研究
      ・医療用高出力中赤外OPO装置の開発
      ・MEDO 糖鎖エンジニアリングPj

       

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    • 講演:『科学技術ジャーナリストが見た不況の本質
               科学技術ジャーナリスト 多摩大名誉教授大学院特任教授
              那野比古 氏
       
    • 講演日:平成21年3月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
      1、まずは典型例:TRS(トータルエクイティスワップ)、LBO(レバレッジドバイアウト)
      2、79年ポートフォリオ・インシュアランス・ソフトの蔓延と破綻:プットとコール・オプション
      3、リスク何でも商品化と全世界総ギャンブラー時代の破綻: 金融商品は(エセ)確率が支配、格付け、CDS、知らぬ間に買わされているプットオプション(仕組み債)、銀行の胴元化、
      4、価値評価=動不動産価値?時価総額?DCF(割引キャッシュフロー)?
      5、金融工学の前提に問題あり:過去のデータとその分布は未来を語るか?、正規分布からべき分布へ、カオス理論の視点

     

    • 【略歴】
      那野比古

      1936年岡山県生まれ、63年東大理学部卒後新聞記者をえて80年科学技術ジャーナリストとして独立、89年多摩大創立に参画同大教授大学院教授、2001年ベンチャーエンタープライズセンター(VEC)トータルコーディネーター理事、ハイテク関連単行著作六十余点、多摩大名誉教授大学院特任教授。

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    • 講演:『再生可能エネルギー“太陽電池”への期待
              シャープ株式会社 ソーラーシステム事業本部 海外副統轄
              松岡 継文 氏
       
    • 講演日:平成21年3月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      再生可能エネルギーとして期待の高い太陽電池について、現在の状況(現状のコスト、各国の政策、市場など)、現在は発電単価の高い太陽光発電を産業として独り立ちさせるためのロードマップ、シャープの取り組み(薄膜太陽電池、結晶シリコン太陽電池)、さらに社会インフラ・ライフライン産業化を目指しての取り組みを紹介する。

    • 【略歴】
      松岡 継文

      1980年 大阪大学 基礎工学研究科 化学専攻 修士課程終了
      1980年 三洋電機株式会社入社、太陽電池の研究開発に従事
           「集積型アモルファスシリコン太陽電池の研究開発」において大阪大学より博士号授与(1991年)
            その後 研究開発戦略立案、新規事業開拓、事業部門の経営企画に従事。

      2008年 シャープ入社
            現在 ソーラーシステム事業本部 海外副統轄

       
     

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    • 講演:『急激な経済情勢の悪化の認識と今後の世界経済の予測
              愛知淑徳大学ビジネス学部 教授
              同コミュニケーション研究科 教授兼担
              同ビジネス研究科 教授兼担
              同キャリアセンター長兼務
              真田 幸光 氏
       
    • 講演日:平成21年4月11日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      急激な経済情勢の悪化を認識、その上で今後の世界経済を予測すると共に、企業のビジネス展開、就中、国際ビジネス展開の可能性とリスクについて考察する。
       また、基軸通貨・米ドルの行方と国際政治情勢についても概観していくこととしたい。

     

    • 【略歴】
      真田 幸光

      東京教育大学付属小学校、中学校、高等学校、慶応義塾大学法学部政治学科卒業後
      1981年                 株式会社東京銀行入行
      1981年4月―1984年8月   丸ノ内支店
      1984年8月―1985年8月   韓国延世大学留学
      1985年8月―1987月9月   ソウル支店
      1987年9月―1992年5月   名古屋支店(1988年4月より支店長代理)
      1992年5月―1994年7月   資本市場第一部(部長代理)
      1994年7月―1996年3月   BOT International(H.K.)ltd. (Assistant general
      Manager)
      1996年4月―1997年5月   合併によりTokyo-Mitsubishi International
      (HK)LTDに派遣先社名変更、同時にAssociateDirectorにタイトル変更。
      1997年5月―1997年11月  東京三菱銀行ソウル支店(主任支店長代理)
      1997年12月−1998年11月 独系・ドレスナー銀行東京支店(企業融資部部長)
      1998年11月−2000年3月  愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所・助教授
      2000年4月−2002年3月   愛知淑徳大学コミュニケーション学部・助教授
      2002年4月−2004年3月   愛知淑徳大学コミュニケーション学部・教授
      2004年4月−現在        愛知淑徳大学ビジネス学部・教授
                             同コミュニケーション研究科・教授兼担
      2005年4月−現在        同ビジネス研究科・教授兼担
      2008年4月−現在        同キャリアセンター長兼務

      「賞罰」
      東京青年会議所例会講演感謝賞
      国際デザイン会議支援感謝賞
      東京都体育優良賞
      小泉信三体育功労賞

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    • 講演:『超臨界水中での有機・無機ハイブリッドナノ粒子合成 超ハイブリッド材料創製にむけて
              東北大学 原子分子材料科学高等研究所機構 教授
              同大学 多元物質科学研究所
              同大学 未来科学技術共同研究センター
              阿尻 雅文 氏
       
    • 講演日:平成21年4月11日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      ナノ粒子を溶媒や高分子モノマー中に高濃度分散・さらに自己秩序化できれば、高屈折率レンズ・透明薄膜、フレキシブル透明導電薄膜、透明塗料、パワーデバイス用絶縁・高熱伝導材料等、様々な機能相反材料の創成の最も重要な基盤的要素技術が確立する。それにも係わらず、その実用化は必ずしも十分に進んでいるとはいえない。阿尻らは、その理由の一つが、従来、ナノ粒子が「粉体」の延長として扱われてきたことにあると考えている。ナノ粒子を「分子」として捉え、設計通りに高次構造体を作り上げるボトムアップ型の技術の重要性は言うまでもない。そのためには、ナノ粒子間、ナノ粒子と基板間の相互作用を制御する「ナノ界面制御技術」が必須である。そこで、金属塩と有機分子とが均一相を形成し、また水分子そのものが反応触媒として機能する超臨界水を反応場とすることで、有機修飾無機ナノ結晶の合成を検討している。本講演では、本手法の特徴を整理する。

    • 【略歴】
      阿尻 雅文

      1981年 東京大学工学部科学工学科卒業
      1983年 東京大学大学院工学系研究科
                  化学エネルギー工学専門課程修士課程修了(工学博士)
      1986年 東京大学大学院工学系研究科
             化学エネルギー工学専門課程博士課程修了(工学博士)
      1986年-1987年 日本学術振興会特別研究員(東京大学工学部) 
      1987年 東京大学工学部化学工学科 助手
      1989年 東北大学工学部生物化学工学科 助手
      (1991年 共同学術研究研究員 カナダWaterloo大学)
      1991年  同大学 助教授
      (1996年 米国ハワイ大学およびDelaware大学へ留学)
      2002年  同大学 多元物質科学研究所 教授
      2007年  同大学 原子分子材料科学高等研究所機構 教授
          現在に至る
      2007年  経済産業省NEDO「超ハイブリッド」プロジェクト
                 プロジェクトリーダー(30億 5年間 2012年まで)

      「受賞」
      1998年度 日本エネルギー学会進歩賞
      1998年度 素材物性学国際会議論文賞
      2001年 財団法人 ゼネラル石油研究奨励財団 第7回「鈴木賞」
      2001年度 日本化学会 学術賞
      2006年度 化学工学会 内藤雅喜記念賞

      研究分野
      超臨界流体工学、とくに超臨界水の反応溶媒としての利用に関する研究。
      ナノテクノロジー、ナノバイオテクノロジー。

       

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    • 講演:『ディスプレイ産業における次世代イノベーションを考える
              LG Display株式会社 日本研究所
             佐藤 治 氏
       
    • 講演日:平成21年5月16日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      現在の日本は、技術革新を通したイノベーションによって、持続的成長と豊かな社会を実現することを目指している。この様なビジョンの成功例として、液晶ディスプレイ(LCD)が挙げられる。LCDは、日本メーカーが世界に先駆けて実用化し、その後の主要技術・応用製品の殆どを日本メーカーが開発して、現在の巨大産業にまで成長してきた。しかしながら、90年代後半の韓国・台湾勢の本格的な参入によって、現在では大型LCDの領域を中心に韓国・台湾メーカーに圧倒される状況となってしまっている。
       本公演では、LCDの成功要因と日本メーカーの敗因を分析し、その知見を基に次世代ディスプレイの候補として取り上げられている有機ELと電子ペーパーのイノベーションの成功の可能性について検討を行う。

     

    • 【略歴】
      佐藤 治

      1992年、東京工業大学 工学部 高分子工学科卒業。卒業後、セイコーエプソンに入社。その後、豊田自動織機(STLCD出向)を経て、現在、LG Display(株) 日本研究所に勤務。セイコーエプソン、STLCDにおいては、液晶ディスプレイの要素技術開発、プロセス開発、新製品開発等に携わる。現在は、次世代ディスプレイの開発に取り組んでいる。仕事の傍ら、一昨年4月より、東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科にて、技術経営(MOT)を学び、本年3月に修了。技術経営修士(専門職)。

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    • 講演:『群馬大学太田キャンパスの新設と新たな産学官連携事業
              一般財団法人地域産学官連携ものづくり研究機構 専務理事
              甲本 忠史 氏
       
    • 講演日:平成21年5月16日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      群馬大学工学部の改組再編・大学院重点化により、平成19年4月、材料・機械・電気電子・情報の分野融合から成る「学理と実践」を趣旨とする群馬大学大学院工学研究科生産システム工学専攻、同学科(昼間・夜間主)が新設され、20年4月より、工業製品出荷額約2兆円の太田市が建設した「テクノプラザおおた」において、学生および地域産業界の技術者の教育研究がスタートした。さらに、地域中小企業の高度人材育成を目的とする「1社1博士創出プロジェクト」(平成20、21年度文科省採択事業)により、平成21年度から夜間主大学院がスタートする。また、平成21年1月、「一般財団法人地域産学官連携ものづくり研究機構」(テクノプラザおおた内)が発足し、群馬大学、太田市、太田商工会議所が連携してものづくり人材育成事業を推進する。なお、当日は、共同研究も紹介する。

    • 【略歴】
      甲本 忠史

      昭和47年 3月 東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)
      昭和47年10月 東京工業大学工学部高分子工学科 助手
      昭和63年 4月 群馬大学工学部高分子化学科 助教授
      平成 4年 7月 群馬大学工学部材料工学科 教授
      平成19年 4月 群馬大学大学院工学研究科生産システム工学専攻 教授
      平成21年 3月 群馬大学定年退職
      平成21年 4月 一般財団法人地域産学官連携ものづくり研究機構 専務理事
               現在に至る
      この間
       群馬大学地域共同研究センター長、群馬大学総合メディアセンター工学分館長ほか、
       高分子学会関東支部理事、繊維学会理事・関東支部長、日本電子顕微鏡学会評議員、日本トライボロジー学会「高分子材料のトライボロジー研究会」主査、NPO法人北関東産官学研究会常任理事等を歴任
       

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    • 講演:『快適な都市環境を創造するフラクタル木陰
             京都大学人間・環境学研究科 教授
              相関環境学専攻自然環境動態論講座
              地球環境動態論分野
              酒井 敏 氏
       
    • 講演日:平成21年6月13日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      都市のヒートアイランド現象が社会問題になりつつあるが、その原因とメカニズムに関しては大きな誤解がある。講演では、
      1. 都市が熱いのは「気温」が高いわけではなく、高い表面温度を持つアスファ ルトやコンクリートからの「熱輻射」が原因と考えられること。
      2. 表面温度を低く保つためには、自然の樹木と同じフラクタル次元2を持つ「フラクタル構造物」で都市表面を覆うことが有効であり、必ずしも「水」は必要がないこと。

     

    • 【略歴】
      酒井 敏

      昭和51年 3月 6日 静岡県立清水東高校卒業
      昭和51年 4月 1日 京都大学理学部入学
      昭和55年 3月25日 京都大学理学部学士試験合格 (理第5013号)
      昭和55年 4月 1日 京都大学大学院理学研究科修士課程(地球物理学専攻)入学
      昭和56年 3月31日 同 中途退学
      昭和56年 4月 1日 京都大学教養部助手
      昭和61年 5月23日 京大理博 (論理博第946号)
      平成 2年11月 1日 京都大学教養部助教授
      平成 4年10月 1日 京都大学総合人間学部助教授
      平成16年 4月 1日 京都大学人間・環境学研究科助教授
      平成21年 4月 1日 京都大学人間・環境学研究科教授

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    • 講演:『超臨界流体を用いた電気めっき技術
              東京工業大学精密工学研究所 准教授
              曽根 正人 氏
       
    • 講演日:平成21年6月13日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      超臨界流体は、気体と液体の中間状態であり、双方の状態の特徴である低粘性と高密度という矛盾した特性を併せ持つ流体である。
      近年、この超臨界流体をめっきに応用する研究が報告されている。
      超臨界流体をめっき技術に応用すると、欠陥の発生の抑制、レべリングの画期的向上、均一被覆性の向上、高い耐腐食性、高硬度化などを有する金属皮膜が得られる。この技術に関する基礎と応用について解説する。


    • 【略歴】
      曽根 正人

      平成3年3月 東京工業大学工学部高分子工学科卒業
      平成5年3月 同、大学院理工学研究科高分子工学専攻博士前期課程修了
      平成8年3月 同、大学院理工学研究科高分子工学専攻博士後期課程修了
      平成8年4月 日本石油株式会社(現・新日本石油株式会社)入社
      平成12年7月 東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科・助手
      平成13年4月 東京農工大学大学工学部有機材料科学科・助手
      平成17年4月 東京農工大学大学工学部化学システム工学科・特任助教授
      平成18年4月 東京工業大学精密工学研究所・助教授

       

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    • 講演:『CNT分散化技術に基づく「CNTキラーアプリケーション」探しの試み
              九州大学スーパースター養成プログラム(SSP)研究員
             九州大学大学院工学研究院応用化学部門 特任准教授
              藤ヶ谷 剛彦 氏
       
    • 講演日:平成21年7月11日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      カーボンナノチューブ(CNT)はグラフェンシートを丸めた円筒状物質である。1次元性から生み出される多くのユニークな物性は研究者を魅了し、1991年の発見以来日々多くの研究が報告されている。しかしながら未だに実用材料としては利用されていないのが現状である。その理由としては価格もさることながら強いバンドル形成力による分散の困難さが挙げられる。本講演では我々のCNT分散化技術に基づく「CNTキラーアプリケーション」探しの試みとして燃料電池電極触媒、ドラックデリバリーシステムなどの研究を紹介する。

     

    • 【略歴】
      藤ヶ谷 剛彦

      2000年 東京工業大学工学部高分子工学科卒業
      2002年 同大学院有機・高分子工学科修士課程修了

      2005年 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻博士課程修了
      2005年 米国ノースウェスタン大学 博士研究員
      2006年 九州大学大学院工学研究院 学術研究員
      2007年 九州大学大学院工学研究院 特任准教授(現職

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    • 講演:『多機能性有機超分子材料の開発に向けて‐生体分子を手本とした超分子らせんの活用‐
              岐阜大学 工学部 応用化学科 助教
              坂尻 浩一 氏
       
    • 講演日:平成21年7月11日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      水素結合、疎水性相互作用、-スタッキングなどの非共有結合性の相互作用によって構築される集合体を超分子といいます。近年、超分子は材料開発に向けた新しい物質群として着目され、ナノレベルから巨視的なレベルにわたって、高機能なナノ粒子、自己組織化膜、液晶、ゲル、繊維などに関する基礎および応用研究が活発に行われています。本講演では、生体分子の分子間相互作用に注目した多機能性らせん超分子の設計と構造・物性(主に、蛍光特性と液晶性)について紹介します。

    • 【略歴】
      坂尻 浩一

      平成 8年 3月 東京工業大学工学部高分子工学科 卒業
      平成10年 3月 東京工業大学理工学研究科
                 高分子工学専攻修士課程 修了
      平成13年 3月 博士課程     修了

      平成13年 4月 東邦レーヨン株式会社          
      (平成13年 7月:東邦テナックス株式会社に名称変更)
      平成15年 6月  科学技術振興事業団
      (平成15年10月:科学技術振興機構に名称変更)
                  戦略的創造研究推進事業
                 八島超構造らせん高分子プロジェクト 研究員
      平成17年 4月 岐阜大学工学部 助手
      平成19年 4月 岐阜大学工学部 助教
      現在に至る。

 


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    • 講演:『「メタル・ウォ‐ズ」の時代−日本の資源戦略を問う−
              資源・環境ジャーナリスト
              谷口 正次 氏
       
    • 講演日:平成21年9月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      世界の資源メジャーは大型M&Aによる寡占支配を進め、中国は資源囲い込みに狂奔。アフリカ、東南アジア、南米で。金融危機と世界同時不況の中、中国は資源確保の手を緩める気配はない。
      わが国では、資源は大量生産可能な外部購入資材。資源は国家戦略の下で長期的視野に立って確保すべきもの。モノつくりで経済発展を遂げた成功体験から、人々の価値観はいつしか、IT機器、自動車など川下の最終製品に移って、“資源無教養の国”になってしまった。
      いまや、資源の枯渇そして、資源開発に伴う南北間と世代間の衡平性が問題になっている。このようなサプライチェーンの最上流の世界は、人々のOut of sight, Out of mind 。
      「メタル・ウォ‐ズ」の時代に我が国としては、基本的に“戦わずして勝つ”(孫子の兵法)のが最良の戦略。

     

    • 【略歴】
      谷口 正次

      資源・環境ジャーナリスト(講演・執筆活動)。専門は資源・環境論。資源・環境戦略設計事務所代表。ものつくり生命文明機構理事。サステナビリティ日本フォーラム理事。国際連合大学ゼロエミッション・フォーラム・産業界ネットワーク代表理事。
      1938年東京都生まれ.1960年,九州工業大学鉱山工学科卒業.同年,小野田セメント鞄社. 1987年,資源事業部長.1993年,常務取締役就任. 98年,太平洋セメント叶齧ア取締役. 2002年、屋久島電工株式会社代表取締役社長。
      著書:
      『メタル・ストラテジー』(東洋経済新報社2009/6)
      『次に不足するのは銅だ』(アスキー新書2008/12)
      『メタル・ウォーズ』(東洋経済新報2008/2)日経BizTech図書賞受賞(2008)
      『入門・資源危機』(新評論2005/11)等

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    • 講演:『カーボンナノチューブ複合めっき
              信州大学工学部物質工学科 准教授
              新井 進 氏
       
    • 講演日:平成21年9月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      カーボンナノチューブ(CNT)はさまざまな優れた物性・特性を有するナノ材料であり,複合材料のフィラーとしても期待されている.当研究室ではCNTをめっき膜中に取込む“CNT複合めっき”について検討している.CNT複合めっき膜は電解法および無電解法の双方により作製可能である.また,無電解法によりCNT自身の金属コーティングも可能である.講演では各種CNT複合めっきの物性(硬度,抵抗率,熱伝導率等)や特性(摺動特性,電界放出特性)について述べる.また,金属コーティングしたCNTの磁性や溶融金属とのぬれ性等についても紹介する.

    • 【略歴】
      新井 進

      1986年 3月 信州大学理学部化学科 卒業
      1986年 4月 長野県技術吏員(長野県工業技術総合センター:旧 精密工業試験場)
      1998年 3月 博士号(工学)取得.(論文博士,信州大学)
      1999年 4月 信州大学工学部 助手
      2004年 2月 信州大学工学部 助教授
      2007年 4月 信州大学工学部 准教授
      現在に至る.

 


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    • 講演:『単層カーボンナノチューブ量産技術の取り組み状況
              日本ゼオン株式会社 取締役常務執行役員 研究・知財担当
              荒川 公平 氏
       
    • 講演日:平成21年10月10日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      多層カーボンナノチューブは既に工業材料として使用されているが、単層カーボンナノチューブは、銅の1000倍もの電流を流し、銅の10倍もの熱伝導性があるにも関わらず、未だ純度が高く、量産性に優れた製造方法が無く工業材料として使用されるに至っていない。本講演では、カーボンナノチューブの技術の歴史、多種の製法を紹介すると共に、産総研との共同開発で量産化の目処が立ちつつあり、純度も高いスーパーグロース法による単層カーボンナノチューブの量産技術の取り組み状況を紹介する。

     

    • 【略歴】
      荒川 公平

      1954年2月5日新潟生まれ
      1976 :東京農工大学化学工学 卒業
      1978 :東京大学大学院 化学工学 卒業
      研究歴
      日機装株式会社(1978-1988)
      1978-1982:機能性高分子膜材料(透析膜、ろ過膜)の研究開発
      1982-1988:気相成長炭素繊維(カーボンナノチューブ)の研究開発
      気相流動法という連続生成プロセスの開発
      富士写真フイルム株式会社(1988-2001)
      1988-2001:液晶ディスプレイ用位相差フイルムの研究開発
      1991年:STN用位相差フイルム上市
      1996年:TN用視野角拡大フイルム、WVフイルムの上市
      (年商1000億円の部材となる)
      日本ゼオン株式会社(2002-現在に至る)
      2002-現在:液晶ディスプレイ用光学材料の研究開発
      2002年:溶融押し出し法によるゼオノアフイルムの上市
      (業界初の溶融押し出しによる光学フイルム)
      2005年:VA用逐次二軸延伸位相差フイルム上市
      (業界初のプロセスによる逐次二軸延伸位相差フイルム)
      2007年:斜め延伸位相差フイルム
      (業界初のプロセスによる斜め延伸位相差フイルム)
      2006-現在:産総研ナノカーボンセンターと単層カーボンナノチューブの量産化共同研究開発
      (SG-CNTスーパーキャパシタの開発)

      「受賞歴」
      ・気相流動法による気相成長単層繊維(CNT)の開発:日本材料学会 技術賞(1981年)
      ・WVフイルムの開発:ファインテック ADY賞(1998年)
      ・TN用視野角拡大フイルム(WVフイルム)の開発:高分子学会 技術賞(2003年)
      ・溶融押し出し法によるゼオノアフイルム:ファインテック ADY賞(2003年)
      ・VA用位相差フイルム:日経新聞 優秀製品・サービス賞(2005年)
      ・VA用逐次二軸延伸位相差フイルム:プラスチック成型加工学会、青木固(あおきかたし)技術賞(2007年)
      ・溶融押し出し、逐次二軸延伸位相差フイルム:ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞(2007年)
      ・輝度向上フイルム:IDW、Outstanding Poster Award(2008年)
      ・斜め延伸位相差フイルム:プラスチック成形加工学会、青木固(あおきかたし)技術賞(2009年)

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    • 講演:『日本経済の現状と中長期的な課題と展望
              株式会社小宮コンサルタンツ 代表取締役
              小宮 一慶 氏
       
    • 講演日:平成21年10月10日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      現在の日本経済の状況を月曜日の日経新聞の景気指標欄を使って分かりやすく説明するとともに、少子高齢化や財政赤字、日本国内の国際化など中長期的な課題と、それを乗り越えるための展望を解説する。

    • 【略歴】
      小宮 一慶

      1957年 大阪府堺市生まれ
      1981年 京都大学法学部卒業、東京銀行入行 名古屋支店、本店営業部
      1984年 米国ダートマス大学経営大学院留学、MBA取得
      システム部部長代理(経営情報システム担当)
      財務開発部部長代理(M&A担当)
      1991年 岡本アソシエイツ取締役
      1993年 UNTAC選挙監視員としてカンボジアに滞在
      1994年 日本福祉サービス(現セントケア)企画部長
      1995年 (株)小宮コンサルタンツ代表取締役
      スピル・ハレット大学(ルーマニア)客員教授
      2005年4月〜2009年3月 明治大学会計大学院特任教授
      ●現在、毎日放送(関西地域のみ放送)月〜金14:55〜の「ちちんぷいぷい」に
       準レギュラーとして出演中。

      主な著書
      図解 キャッシュフロー経営(東洋経済新報社)       ※6万部発行
      できる社員はこうして育てる!(ダイヤモンド社)
      人を動かす、組織を動かす(ビジネス社)
      リーダーのための実践する経営(実業之日本社)
      M&A大再編で消える会社、伸びる会社(ビジネス社)
      ビジネスマンのための「発見力」養成講座(ディスカヴァー21) ※17万部発行
      「1秒!」で財務諸表を読む方法(東洋経済新報社)    ※14万5千部発行
      ビジネスマンのための「数字力」養成講座(ディスカヴァー21) ※9万3千部発行
      新・目標達成法(講談社)
      ビジネスマンのための「解決力」養成講座(ディスカヴァー21) ※7万部発行 
      お金を知る技術 殖やす技術(朝日新聞出版)       ※8万部発行
      ビジネスマンのための「読書力」養成講座(ディスカヴァー21) ※7万部発行
      小宮一慶の実践! ビジネス思考力(インデックス・コミュニケーションズ)
      「超具体化」コミュニケーション実践講座(プレジデント社)
      どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座(ディスカヴァー21)※12万部発行
      あたりまえのことをバカになってちゃんとやる(サンマーク出版)※7万部発行
      現金は24日におろせ!(KKベストセラーズ)
      一流になる力(講談社)
      新版 新幹線から経済が見える(祥伝社)
      日経新聞の数字がわかる本(日経BP社)
      「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】(東洋経済新報社)
      未来経済入門(ビジネス社)※9/30発売
      他多数

 


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    • 講演:『カップ積層型カーボンナノチューブを用いた電極触媒
              東京都市大学工学部エネルギー化学科 主任教授
          横浜国立大学、電気通信大学非常勤講師
          ニューヨーク州立大学、ペンシルバニア大学客員研究員
          日本油化学会理事
              小林 光一 氏
       
    • 講演日:平成21年11月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      近年、化石燃料の枯渇問題や化石燃料の大量消費からくる地球環境問題が深刻化している。これらのエネルギー・環境問題を解決する技術として高効率で環境にやさしい燃料電池が注目されている。本講演では燃料電池について概説した後、構成材料である電解質膜や電極触媒の解決すべき課題について触れ、最後にカーボン担体としてカップ積層型カーボンナノチューブを用いた電極触媒についてPtの利用効率を高め,燃料電池性能を向上させた例について紹介する。

     

    • 【略歴】
      小林 光一

      出身県
      群馬県生まれ

      最終学歴
      東京都立大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了、理学博士

      勤務先
      東京都市大学工学部エネルギー化学科主任教授 
      横浜国立大学、電気通信大学非常勤講師
      ニューヨーク州立大学、ペンシルバニア大学客員研究員
      日本油化学会理事

      専門分野
      界面化学、有機材料化学

      主な著書
      「一般化学」(丸善)、「図解雑学燃料電池」(ナツメ社)、
      「トコトンやさしい燃料電池の本」(日刊工業新聞社)、
      「次世代電源」(NTS)、「界面と界面活性剤」(丸善)、
      「界面活性剤評価・試験法」(丸善)など

      趣味
      テニス、山登り

  • Ref.No.091114-2   元へ戻る

    • 講演:『超臨界二酸化炭素用界面活性剤とその応用
              ダイキン工業株式会社 化学事業部 研究員
              永井 隆文 氏
       
    • 講演日:平成21年11月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      超臨界二酸化炭素を用いた技術開発において、二酸化炭素に溶解しにくい化合物を効率的に扱うために、高機能の界面活性剤が必要となる。超臨界二酸化炭素用界面活性剤について、対象化合物(極性化合物、高分子)と構造(フッ素系、シリコン系、炭化水素系)に分類して紹介する。また超臨界二酸化炭素と界面活性剤を用いた応用例として、演者らが検討したレジストパタン乾燥と電解めっきを中心に紹介する。特に電解めっきでは、界面活性剤の効果以外にも、得られためっき皮膜の性状などについて興味有る知見が得られて要るので、これについても紹介したい。

    • 【略歴】
      永井 隆文

      1983年3月 東京薬科大学大学院博士前期課程修了
      1984年4月 摂南大学薬学部
      1989年3月 薬学博士(東京薬科大学)
      1991年4月 ダイキン工業(株)MEC研究所
      2007年7月 ダイキン工業(株)化学事業 研究員

  • Ref.No.091212-1   元へ戻る

    • 講演:『カーボンナノチューブ合成の新展開−金、銀、プラチナ、ダイヤモンド:何からでも作れるカーボンナノチューブ−
              東京理科大学理学部物理学科 教授
              本間 芳和 氏
       
    • 講演日:平成21年12月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      従来,単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の合成には鉄,コバルト,ニッケルのナノ粒子が触媒として用いられていたのに対し,最近,金,銀,銅をはじめ,多様な金属種,半導体やアルミナ,さらには,ダイヤモンドからもSWCNTが合成できることが明らかになった.本稿では,これら新種のナノ粒子を用いた化学気相堆積法によるSWCNT合成を紹介し,ナノ粒子のSWCNT形成作用を考察する.

     

    • 【略歴】
      本間 芳和

      1976年3月 東北大学理学部物理学科卒業
      1978年3月 東北大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了
      1978年4月 日本電信電話公社(現NTT)武蔵野電気通信研究所
      2004年4月 東京理科大学教授

  • Ref.No.091212-2   元へ戻る

    • 講演:『シリコン合金概要
              株式会社 イスマン ジェイ 代表取締役社長
              渡邊 敏幸 氏
       
    • 講演日:平成21年12月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • 【講演要旨】
       
      制御型燃焼技術の工業化により、地球資源として最も大量に死蔵されていますシリコンを汎用工業素材として鉄鋼と同様にシリコン合金として活用できる事に成功しました。
       50%Si−Nを主成分としたレアメタル不要な合金で、βサイアロンの単相合金であるメラミック®とβサイアロン相+O’サイアロン相2相合金デュセラ®です。
       メラミックスは軽量(鉄の40%比重=3.2)高硬度(特殊鋼の2倍の硬さ=HV1500)で鉄鋼並みのヤング率で、高耐熱性(耐熱温度1500℃)耐薬品性および非磁性等の特性を有しています。
       軽量化を目的に自動車部品をはじめ各種の試作を進めています。特に電蝕が生じない事から風力発電用の大型ベアリングボールや電導ユニット用の小径ベアリングボールの量産を開始しています。
       デュセラは延性の優れたセラミックスです。


    • 【略歴】
      渡邊 敏幸

      1961年    名古屋大学工学部金属工学科卒
                      大同特殊鋼(株)入社 
                           中央研究所勤務
                鉄鋼材料開発および熱処理に関する研究開発に従事
      1978年    星崎工場 生産技術管轄課長
      1982年    材料開発部 次長
      1983年    中央研究所 次長
      1985年    技術サービス部 部長
      1992年    技術サービス部 取締役
      1993年    素形材事業本部 取締役
      1994年    締役素形材事業本部 常務取締役
      1996年    研究開発本部、 技術サービス部、 粉末事業部、
                           新事業開拓部  常務取締役
      1997年    台湾、台日経済貿易発展基金会 名誉顧問
      2003年    大同特殊鋼退社
      2003年    株式会社イスマン ジェイ設立、 代表取締役社長
      2005年    北海道大学・エネルギー変換マテリアル研究センター、
                不定比化合物研究部門 客員教授
                           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      1971年    工学博士         取得
      1973年    技術士(金属)      取得
      1983年    日本鉄鋼協会       西山記念賞
      1984年    科学技術庁        科学技術功労賞
      1987年    日本金属学会       技術賞
      1996年    日本鉄鋼協会       渡辺三郎賞
      2000年    熱処理技術協会      林賞
      2006年    川崎市          川崎市起業家大賞
      2007年    中小企業庁        JVA2007 シニアー賞
      2008年    神奈川県         キラリ大賞
      2008年    神奈川県         かながわスタンダード
      2008年    日本新事業支援機関協議会 最優秀起業家賞
      2009年    神奈川県         新技術開発大賞

 


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2009年12月24日 最終更新

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