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    • 講演:「再生医療からクローン人間まで」日本大学 総合科学研究所 教授 高木 美也子 氏
    • 講演日:平成14年9月14 日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • [講演要旨]
       1998年、初期胚から作られるES細胞が、ヒトで樹立された。ES細胞は万能細胞ともいわれ、人間の体を構成している220種もの細胞に分化する能力を持っている。疾患で病変した部分は、ES細胞から作り出された新しい細胞や組織に取り替えられるという、“パーツ交換医療”がこれから始ってゆくことになるだろう。医療の歴史は、「どこまで治療ができるか」という可能性の追求だったが、遺伝子、ES細胞などを使った新しいステージでは、「どこまで治療してよいか」という、過去には存在しなかった難問が、我々に突きつけられている。

    • 【略歴】
      出身地  京都市
      最終学歴 パリ第7大学(通称ソルボンヌ大学)理学部博士課程終了
           理学博士(Docteur dユUniversite es Science)
      職歴   〜2000年3月   東横学園短期大学教授
           2000年4月〜   日本大学総合科学研究所教授
           1988〜1999 東京工業大学非常勤講師
      留学   1975〜1979 フランスパリ第7大学大学院(通称ソルボンヌ大学)
           1988の半年   フランスパリ・ジャックモノー研究所
           1992の1年間  オーストラリア・モナッシュ大学生命倫理研究所
      専攻   生化学・生命倫理
      委員   文部科学省科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会
           文部科学省ヒトES細胞研究専門委員会委員
           東京大学医科学研究所遺伝子治療臨床研究審査委員
           理化学研究所横浜研究所倫理委員会委員
           バイオ産業情報化コンソーシアム生命倫理委員会委員
           科学技術振興事業団ヒトゲノム多型研究倫理委員 その他
      著書   『人間パズル』(かんき出版)
               『操作されるイノチ複製されるワタシ』:(PHP研究所)
           『生命のゲーム』(市井社)、『遺伝子治療』(フジレビオ)その他

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    • 講演:「再生医療への工学からのアプローチ」
          財団法人 神奈川科学技術アカデミー 伊藤 嘉浩 氏
    • 講演日:平成14年9月14 日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • [講演要旨]
       最近、再生医療の話題が新聞に載らない日がないといわれるくらい社会的な関心が高い。臓器移植という特別な医療ばかりでなく、歯周病、パーキンソン病、糖尿病のような一般的な疾病の治療にも再生医療の恩恵があるのではと期待が高まっている。本講演では、再生医療研究の現状を紹介するとともに、これからの工学的にどのようにこの分野に寄与し、産業化につなげられるのかについて考えたい。

    • 【略歴】
      昭和52年 京都大学工学部高分子化学科卒業
      昭和56年 京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻博士課程修了
      昭和58年 京都大学工学部助手
      平成8年  京都大学大学院工学研究科助教授
      平成9年  奈良先端科学技術大学院大学助教授
      平成11年 徳島大学工学部教授
      平成14年 神奈川科学技術アカデミー研究室長

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    • 講演:『カーボンナノチューブの新規調整法』ーコア/シェル型ポリマー粒子紡糸法ー
          群馬大学 工学部材料工学科 教授 大谷 朝男 氏
    • 講演日:平成14年10月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • [講演要旨]
       これまでに、様々なカーボンナノチューブの製法が開発されてきた。それぞれが他にはない特徴を有している。コア/シェル型ポリマー粒子紡糸法も、既存の製法とはまったく異なるコンセプトのもとで開発された製法であり、既存法にはない多くの特徴を有している。とりわけ、カーボンナノチューブの量産法としての期待が高い。この方法の開発に至るまでのプロセス、製法の特徴、現在もっとも主要な方法とされる気相法との比較等などを、これまでに得られたデータに基づいて解説する。

    • 【略歴】
      学歴
      1967. 群馬大学工学部修士課程終了
      1967. 群馬大学工学部助手
      1974. 工学博士(京都大学)
      1992. 群馬大学工学部 教授 現在に至る
      1976−77 アメリカ ペンシルバニア州立大学博士研究員
      1980−81 イギリス ニユーキャッスル・アポン・ダイン大学博士研究
      現在
      炭素材料学会運営委員会長、日本防菌防黴学会評議員・理事、日本学術振興会117委員会分化会主査 著書
      1) カーボンファイバー入門(共著);オーム社
      2) Materials Science and Technology Vol.9 Glasses and Amorphous Materials, VCH Germany (1991)
      3) Polymer-claynanocomposittes, edited by T。J。Pinnavaia and G.Beall ; John Willy &Sons, 4) Cの科学と技術―炭素の不思議−;コロナ社  など

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    • 講演:『ナノ・マイクロ成形加工技術』ーナノ・マイクロ成形用材料と金型技術ー 
          群馬大学 工学部 機械システム工学科 教授 早乙女 康典 氏
    • 講演日:平成14年10月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • [講演要旨]
       ナノテク時代における量産加工技術として「ナノ・インプリント」法が注目されている.半導体製造設備のような大規模な生産設備を要することなく,ナノデバイスの低コスト,高効率生産が可能であるので,将来の集積回路やバイオ,化学,医薬,などの様々な分野で革新的な役割を担うものとして期待されている.この加工法の原理は金型形状を材料に転写するもので,金属加工ではコイニング技術として有史以前より貨幣の製造に用いられた方法であり,プラスチックの加工では,CD(ディスク)をはじめとする微細・量産加工技術として身近な技術である.ナノ・マイクロ成形加工を可能とする材料技術と金型技術について紹介する.

    • 【略歴】
      昭和25年生まれ,早稲田大学機械工学科卒,同大学院博士後期課程修了
      三菱電機,早稲田大学助手,群馬大学助教授を経て現職
      専門:機械材料とその材料加工 日本鉄鋼協会論文賞,日本塑性加工学会論文賞,三井精密技術賞など受賞
      日本塑性加工学会マイクロ加工研究委員会委員長

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    • 講演:『未来を拓くナノダイヤモンドテクノロジー』 
          東京農工大学工学部 工学博士 曽根 正人 氏
    • 講演日:平成14年11月9日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • [講演要旨]
        ナノテクノロジーは、21世紀の産業技術分野全般に革新的進展をもたらしえるキーテクノロジーであると言われている。一方、あらゆる物質の中で最も高い硬度と高い熱伝導性を有するダイヤモンドは、IT産業やナノレベルの精密加工に応用できるとして世界的な研究開発競争が行われている。この点において、これら最先端の二つのテクノロジーが融合しかつ発展した「ナノダイヤモンドテクノロジー」が注目されているのは当然かもしれない。本講演では、ダイヤモンドの特性からはじめ、「ナノダイヤモンドテクノロジー」の応用研究まで説明し、国内外の研究状況を解説する。

    • 【略歴】
      平成3年3月 東京工業大学工学部高分子工学科卒業
      平成5年3月 同、大学院理工学研究科高分子工学専攻博士前期課程修了
      平成8年3月 同、大学院理工学研究科高分子工学専攻博士後期課程修了
      平成8年4月 日本石油株式会社(現・新日本石油株式会社)入社
      平成10年12月(財)化学技術戦略推進機構・超臨界流体利用技術先導研究開発
            プロジェクトへ出向
      平成12年4月 日石三菱株式会社(現・新日本石油株式会社)中央技術研究所勤務
      平成12年7月 東京農工大学大学院生物システム応用科学研究科
      平成13年4月 東京農工大学工学部有機材料化学科

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    • 講演:『国際経済化の中の中小企業経営』 
          経済産業省 関東経済産業局 産業企画部長 藤 和彦 氏
    • 講演日:平成14年11月9日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

    • [講演要旨]
        日本は平成不況といわれながらも貿易収支の大幅黒字を計上し続けている。しかし、その中身をみると、輸出の多くは自動車や半導体など、ごく限られた業種が占めており、日本の企業の99%を占める中小企業製品の輸出は極めて少なく、大半の中小企業は国際マーケットをまったく肌で感じることもなく、閉ざされた国内市場のなかで汲々としているといっても過言ではない。問題は、いくらよいものを作っても、国内市場ではその真価を評価してくれる”目利き”がおらず、つねに下請け体質から抜け出せない利益のでない厳しい経営環境を強いられている所にある。  しかし、最近にわかに海外市場に活路を求める動きが活発化しつつある。しかもかかる動きを先導しているのが中小企業たちなのである。かかる事例を含め、中小企業の”ものづくり再生”の道についてお話ししたい。

    • 【略歴】
      S.59.04 通商産業省入省(現経済産業省)
      H.03.08 JETROの海外研修としてドイツ滞在その後資源エネルギー庁、大臣官房企画官(併)製造産業局繊維課通商室長を経て、平成14年7月に関東経済産業局産業企画部長に着任された。前職の繊維課では、日本国内 の繊維産業の不況打開を図るための、国内繊維産業団体の積極的な海外販路開拓の支援策を立ち上げた。

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    2003年3月24日 最終更新

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     E-mail sinjiken@jk9.so-net.ne.jp