新規事業研究会月例会講演要旨

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  • 講演:「IT革命を超えてーその原点と文明ー」
       柳沢情報科学研究所 代表取締役 柳沢 賢一郎 氏(株)

  • 講演日:平成13年1月13日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【略歴】
    1967年03月 東京大学工学部卒業
            計数工学科=主にコンピュータを利用するための数学・応用数学を専攻
    1970年03月 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
            理論経済学=主に意志決定理論や経営シミュレーションモデルを専攻
    1969年04月 三菱商事株式会社入社
            産業機械部繊維機械課でプラント機器や繊維・染色機等の単体機器の営業を担当
    1970年12月 株式会社三菱総合研究所入社
            交通・物流計画、地域・都市計画、産業分析・通商問題等を担当し、
            80年頃からは政府・自治体・企業の情報化プロジェクトを担当
    1990年10月 情報サービス部長(三菱総研)
            オンライン・データベースの営業、海外の技術文献・経済経営文献の輸入販売を担当
    1993年10月 ワシントン駐在員事務所長(三菱総研)
            米国の経済・科学技術・情報通信等の情報収集を担当
    1997年02月 株式会社柳沢情報科学研究所設立
    現職:    株式会社柳沢情報科学研究所 所長

    【主な著書】
    「IT革命?そんなものはない」          洋泉社(共著)  2000年
    「コンピュータはそんなにエライのか」       洋泉社      2000年
    「アメリカのしくみ」               中経出版(編著) 1999年
    「ディベート論争の技術」             明日香出版社   1998年
    「幻想好況(アメリカ)vs心理不況(ニッポン)」 日刊工業新聞社  1997年
    「国境/幻想のボーダレスワールド」        丸善       1992年
    「調査・分析・予測の技法」            PHP研究所   1992年
    「2001年 日本はこう変わる/バイオニック社会」講談社      1990年
    「日本産業構造の研究」              講談社      1988年
    「現代ハイテク事典」               平凡社(共著)  1988年
    「ハイテク情報事典」               講談社(共著)  1986年

    【主なテレビ出演】
    「強いアメリカ」                 テレビ東京    2000年
    「IT革命にどう生きるか」            NHKテレビ   2000年
    「ディベートのすすめ」              NHKテレビ   1999年
    「環境問題をどう考えるか」            NHKテレビ   1998年
    「自由競争経済の是非」              NHKテレビ   1998年
    「日米経済の真相」                NHKテレビ   1997年


  • 講演要旨:
    ITは「知識」のみにかかわる技術であって、「知恵」を扱うことができないというきわめて大きな限界を有している。それゆえに、ITによるコミニュケーションは全 く不完全であるし、電子商取引は普及し得ないし、企業の生産性は向上しないだけでなく、種々の社会病理の原因にもなり得る。近代西洋文明の諸問題が日々顕在化しつつある今日、ITがそれらを助長し加速するものであることを認識しておくことは何にも増して重要である。(以上、講師ご提供要旨原文)

      現在の日本の産業活動全般の中で、今強調されているITの役割価値を手段として認めつつも、尚その限界を経済統計的、現実の商売的な分析から論じて、デジタル的な知識からシフトして知恵に基く行動の必要性を強調される点は感銘に値する。そして、アメリカの経済の繁栄がIT一辺倒からでなく、それも含めての特殊解への行動とその周りの経済社会的状況の結果である事を、先生の厚みある経済情勢の研究回析面からの議論に魅せられる。蛇足ながらITに過ぎての焦燥感から適度の脱却の必要性など、調度我々、東西文明の衝突の最中にいる事を実感差せられた。以上、私の例会に基く感想とします。(以上、聴講者・新規事業研究会 小田島理事)

  • 配布資料:


  • 講演:「宇宙から遺跡をさぐる」
       東海大学 教授、地球科学技術推進機構 理事長 坂田 俊文 氏 

  • 講演日:平成13年1月13日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • [略歴]
    1957:千葉大学工学部卒業後、東京大学生産技術研究所を経て、イタリア ボロニア大学、西ドイツ・ミュンヘン大学に留学。工学博士(東京大学)
    1971:東海大学教授
    1979:東海大学情報技術センター所長
    1994:東海大学宇宙情報センター所長を兼任し、数々の衛星画像データーの研究を進める。この間、科学技術庁、
        宇宙開発事業団の各種委員として、日本のリモートセンシング技術の研究開発、衛星開発などに参加。
    現 職:東海大学 教授  工学博士
        地球科学技術推進機構 機構長
        宇宙開発事業団 技術参与

    【著書】
    「画像の科学」「宇宙からの目」「日本列島の謎」「宇宙から見た日本列島」「日本列島地図帳」「宇宙開発戦争」「秒読みの宇宙戦争」「コンピューター・イメージング」「軍事衛星」「地球大紀行」「宇宙汚染を解読する」「地球を観測する」「蘇った古代のミイラ」「軍事衛星が解ると世界が見えてくる」「ハイテク考古学」「太陽を解読する」「衛星情報が世界を変えた」「ジオ・カタストロフィ上巻・下巻」「再現・法隆寺壁画」「地球環境セミナー1〜7巻」「ポピュラー・サイエン”地球”」「人類大破局」「地球にいま何が起きているか」

    【活動】
    1974年以来、地球観測衛星ランドサットからの画像処理システムを開発し、多くの利用面を広げてきた。現在では各種の地球観測衛星や気象衛星の画像データ処理を行っている。一方、テレビのプログラムとして衛星からの直接中継、世界の気象衛星データの同時中継や国際的観測、監視衛星の提案などを1981年以来続け話題を提供した。コンピューターによる画像処理の応用分野は広範で、宇宙、天体観測、地球環境、医学、デザイン、古墳の調査などに使われ、法隆寺の壁画の復元や百済観音像の復元を手がけ藤原鎌足のミイラX線画像分析やチンギス・ハーンの墳墓の探索、シルクロードの遺跡調査などを進めてきた。最近では「宇宙考古学」の提案を行い、エジプトのナイル河に沿ったピラミッド群の中から未知のものを発見、発掘を行った。

  • 講演要旨:
    人工衛星が地球を周回し始めてから43年以上たった。打ち上げられた人工衛星の数は6,000を超え、撮影された地表像は膨大な数になる。この映像は地球の様々な状況をあるゆる角度から調査、記録、解析している。地球の環境全体にわたり地形、地質、植生、温度分布、気象などのデータが画像の形や非画像の形で蓄積されている。地球環境の変化はこのデータによって様々な状況を知ることができる。そして、これらのデータから古い環境を推測したり、遺跡を見いだすこともある。合成開口レーダによる画像データが利用できるようになって砂漠や森林の下に埋もれた遺跡なども探索することも可能になっている。スペースシャトルに搭載したレーダーによって、密林の中に古代の運河が見いだされたり、サハラ砂漠の下に十数万年前の河川の跡が浮かび上がったりした。このように古環境が推測されるよになる。衛星画像のコンピュータ解析によるデータに基づく情報で遺跡が解明される時代になりつつある。(以上、講師ご提供要旨原文)

     人工衛星やリモートセンシングの話も一通リあったが、エジプトの遺跡と歴史の話しなってからが、いろいろの写真もあり、非常に興味深く、話も盛上がった。
     人工衛星を仕事としている話で面白かったのが、相手が宇宙でなく、熊本でもそれどころか埼玉でも同じようにそこに行かないで、自分の好きなところから操作して仕事をしようとするところ。
       エジプトの考古学の話では、考古学の部分は話としては面白いが、むしろ今迄あまり興味のもたれていなかった古気候であるとか、古地形といった分野の発展が今後あるのでは無いかと感じた。(以上、聴講者・新規事業研究会会員 中村和志氏)

  • 配布資料:


  • 講演:「アクアフロート法による板硝子の製造技術の開発」
       旭硝子(株)中央研究所総括主幹研究員 小島 弦 氏

  • 講演日:平成13年2月17日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【略歴】
     東京大学工学部工業化学科卒業
     東京大学より工学博士授与(「四フッ化エチレン−プロピレン共重合ゴムに関する研究」に対して)
     旭硝子勤務(研究所にて、酸化触媒、フッ素系高分子材料等の研究開発に従事)
     日本原子力研究所高崎研究所派遣研究員(放射線化学に関する研究に従事)
     旭硝子(株)、経営企画室(中長期経営企画)
     旭硝子(株)中央研究所(ガラス、セラミックス、化学、光電気機能素子の研究開発)
     成蹊大学工学部非常勤講師
     神奈川県工業技術研修センター長期研修講師
     立正大学経営学部特別講義(イノベーションについて)
     一橋大学イノベーション研究センター講義(企業における技術開発の実際)
     専門分野:材料及び機能性素子の合成及び成形加工

  • 講演要旨:
     現在、板ガラスは主としては英国ピルキントン社の開発したスズバス法(溶融スズの上に溶解硝子を展開し、板硝子を連続的に成形する方法)を用いて生産されているが、この方法はエネルギー・資源消費・還元雰囲気を必要とする、スズ由来の品質欠点等の問題も抱えている。
     これに対して、開発中の技術は水上に溶融硝子を流出させ、硝子の顕熱によって瞬間的に発生するスチーム被膜を介して硝子を浮上させ、板状硝子を形成しようとするもので、省エネルギー・省資源の革新的な製法となりうる。
     本報告では、本技術のアイデアの契機、予察実験、セミ連続成形試験、得られた成形品の特性、並びに原理・特徴等について概要を述べる。(以上、講師ご提供要旨原文)

  • 配布資料:


  • 講演:「起業の成功例と失敗例−ビジネスチャンスの掴み方−」
       (株)多宝 社長 今野 康裕 氏

  • 講演日:平成13年2月17日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【略歴】
    1949年、青森県陸奥市生れ
    1971年、法政大学工学部建築科卒業
          卒業後、欧州1年間旅行(ヒッチハイク)
          帰国後、企画集団『游(ヤン)企画』設立
          4年後、游企画で様々な事業を展開する。
    1976年、株式会社TVB入社
          サチェーン(現、ローソン)の創業に参加。CVSのノウハウを勉強する。
          4年間サラリーマンを経験する。
    1980年、株式会社ニコマート設立
    1983年、フィナンス会社設立
    1990年、クロスカルチャー事業団 更正管財人を引き受ける。
    1991年、クワランプール、ジャカルタに日本語学校開講。
    1993年、事業失敗(倒産)。約450億の負債を生う。(一切の整理終了に2000年8月まで要す。)
    1994年、ロシアに法人設立(ユージノサハリンスク市)。極東に事業拠点を移す。
    1995年、台湾福客多商店総経理引き受ける。
    1997年、株式会社多幸設立。
    1997年、株式会社エコプラス設立。
    現在台湾に在住、週末日本とロシアで活動。

  • 講演要旨:
    私は人一倍事業を興してきました。同時に失敗も数多く経験してきました。この経験から学んだことをお話します。
       大きく三つのテーマに分けて話を進めたいと思います。
       一つ目は、事業を興すための環境について。環境は何時も整っている。
       二つ目は、なぜ事業を興すのか。生きている実感が欲しい。面白くないと事業じゃない。
       三つ目は、経験から学んだノウハウ。成功は簡単なところにある。
      (以上、講師ご提供要旨原文)

  • 聴講メモ
    1.海外にいて日本を見ると、「日本は日本が遅れていることに気がついてない」ここが問題だ
    ATMが24時間使用出来ないのは日本だけである。
    台湾の一流銀行のカードは世界で通用するが、日本では在東京の外国銀行のみでしか使えない。
    銀行の海外支点長は事業拡大、顧客補足の努力を全くしない。決定権が与えられて ないので、ゴルフをして遊んでいる(週刊ポストの記事引用) 日本の病院が遅れている。薬事法で許可されてないアメリカの良薬は病院では出し てくれない。 台湾、ロシアの小学校の生徒は個人個人での意思決定が出来る。日本は「お前はど うするか?」と問いかける教育がない。台北のTVで、日本の滞在者の子供と台湾 の子供、欧米の外交官の集団への質問し回答を求めると、日本の子供だけは相談して全員イエスまたはノーの解答になる。日本人として恥ずかしい。

    2.ベンチャー企業で失敗すれば、日本では後がないが、USAでは後がある。10年後の台湾を支える若者はアメリカ帰りなので、ベンチャー設立の可能性が高い。アメリカ帰りの台湾の若者(25〜40歳)は中国との合併に反対。

    3.数人で業を興すとき、その中に暗い人が一人いると成功しない。

    4.福客多商店の社長は台湾人(内省人)で中国との合併はないと信じている。 その商店はミルク販売では台湾第1位、ジュースは第2位、アサヒビール(200万 本)の台湾参入の手を貸している[キリンは既に400万本の製造をしているが、世界最大のバッドワイザーの進出で300万本に落ちている]。次の水商売の目標は、コーヒーとミネラルウオーター。

    5.台湾は2001年中にWTOに加盟するので、ビジネスチャンスは面白い。

    6.フランスの経済人の話(ワシントンポスト?):
    東洋のビジネスチャンスは極東ロシアと台湾である。中国はお先真っ暗で、2002年より下降する。今野氏;極東ロシアは人口600万人、心理的に親日的、反モスクワ、田舎の国。日本から近いので、台湾と同様企業進出し易い。

    7.今野氏が極東ロシアへ進出した方法の一つ;大阪の化粧品会社の失敗物(シャンプー)を二束三文で買取り、極東ロシアの業者に売った。20%価格しか回収できなかったが、相手は80%の未払い金を持ってる為、いろいろ有力者を紹介してくれた。 サワ共和国大統領(州知事)と懇意になり、紹介状で沿海州とカラフトを商業ルートにすることが出来た。

    8.商品は良いだけでは売れない。商売は買わせるソフト(多分技術)が必要であり、そのものを使わせるノウハウを添えて売る。他人と同じような売り方では成功しない。

    9.日本では「就職面接用の服」とPRした○○会社は大儲けした。

    10.台北の若い女性社長が10坪の店で販売していた「子供服」に手を貸した。インターネットで1カ月に5万人の名簿を只で入手出来た。服の利益は女社長へ、彼は名簿を入手し莫大な利益に変換した。

    11.彼の友達の成功例;銀座のホステスだけの金貸業、相手の条件は二つ、ホステスを銀座で始めた事、流れ者でない事、今一つは男好きの性格がある事。絶対に回収不能になった事はない。

    12.サワ共和国は東京に通商代表部を置いている唯一の旧ソ連州。ダイヤ、レアメタル、石炭などの資源を持っている。モスクワ政府から独立しつつあり、販売権を拡大中。未開発土地、マンモスの骨が出土する。人種が日本人に近い。

    13.ヤクート共和国も資源が多い。電力が20銭/kw.日本外務省はヤクートへの入国を禁じている(理由?)。ヤクートへフランス、ドイツ資本は進出中。

    14.台湾、極東ロシアでの仕事は、南米諸国のように欧州の植民地化の名残の欧米指向の国々より、遥かにし易い。また、片道2〜3時間。

    15.反日の国々とは商売しにくい。
    (以上、新規事業研究会 顧問 山田 瑛 氏 記)

                     
  • 配布資料:


  • 技術紹介:「磁気センサー」について」
         偕成エンジニアリング(株)代表取締役 小濱 博明 氏

  • 講演日:平成13年2月17日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • [製品の概要・特徴]
    金属内部に信号を浸透させることが可能。内部の信号を取り出すことが出来る磁気センサー。国内外にて特許取得済み。
    導電体であれば磁性体・非磁性体にかかわらず、検査・検出ができる。特に生産ライン上で非破壊検査が簡便にできる。
    [仕様]
    アンプ仕様 使用周波数範囲 500〜50KHz
          ドライブ電圧  Max 30Vp-p
          出力      アナログ 30Vp-p
          電源      AC100V 50/Hz/60Hz 消費電力 50W
    センサー  検査対象物により異なる。

    【製品の用途】
    非破壊検査用
    ・各種溶接部検査/鋼種、合金判別/クラック検出/焼入組織判別
    ・鋳造品”ス”検出/電子部品、半導体検査など

    【参加者へのメッセイジ】
    磁気センサーを利用する製品開発の呼びかけ、および製品販売。


  • IT 情報:「インターネットナンバーサービスについて」
        (株)インターナショナルネットコム 代表取締役 荒居 優章 氏

  • 講演日:平成13年2月17日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • ”インターネットナンバーサービス”って何?
    アルファベット、記号、数字などの羅列である、現在のURLアドレスを、解りやすい数字や、お好みの数字に置き換え、「数字のみでのホームページへの一発アクセス」を可能にするサービスです。使用する数字ナンバーには、2桁、3桁、4桁等のプレミアムナンバーや、10〜11桁の電話番号などが使用されます。 今回は、このサービスの内容/使用方法/インターネットナンバーの取得方法などについてご紹介されました。

    本サービスについて、ご興味のある方は下記までお問い合わせ下さい。
      インターネットナンバー登録代理店 (有)つばめテクノ TEL: 03-3561-3460 FAX: 03-3561-3490


  • 第122回 新規事業研究会月例会・工場見学会
  • 日 時 :平成13年3月26日(月) PM1.30〜3.30
  • 見学場所:本田技研工業(株)狭山工場(自動車部品工場及び車体工場)
  • 参 加 者 :奥野専務理事他約40名
  • 見学概要:
    総務担当(川村)による工場概要の説明およびビデオによる会社紹介後見学
    ・埼玉製作所は狭山工場と和光工場で連携製造。前者は精密鍛造、機械加工などとともに四輪車エンジン組立。後者はエンジン投入、車体組立、完成車検査。
    ・従業員は狭山工場5600人、和光工場2400人。 製造台数2000台/月、1台/分のペースで完成。
    ・今回は「ストリーム」の車体組立、完成車検査の工程を中心にして、参加者は2班に分かれて約1時間見学。

  • 質疑応答
    見学後の質疑応答時間では、延べ15人以上の参加者から、大変活発な質問が次々と出され、案内担当の川村さん、小林さんから説明・見解を頂いた。以下に主なる項目を順不同で列挙してみる。

    ・研究開発、仕様の決定などはどこの部署が担当か→栃木研究所
    ・コスト低減策、車体のどの部分に重点を置かれるか
    ・ハイブリッドカーの開発部署は栃木研究所、栃木工場
    ・塗装ラインの工場ではゴミ対策
    ・電気自動車の開発時期 ハイブリッド車→天然ガス車→電気自動車の順に開発・普及すると予測。電気自動車の問題点(電池、充電場所、車行距離)
    ・天然ガス車の位置付け、メリット
    ・現在の天然ガス車の開発状況
    ・ホンダの、ハイブリッド車、天然ガス車への対応
    ・コストダウンのためのプラットホームの共通化について
    ・リサイクルの問題、マグネシウム素材採用の可否
    ・ホンダの社員活性化策「ガヤガヤイズム」の状況
    ・提案制度について
    ・ISO取得対策
    ・市販の車のオートマチック車普及率について
    ・ロボットの活用に関して
    ・見学したフロントガラスのボデイへの溶接工程について
     
  • 懇親会:新狭山ホテルにて
    (以上、新規事業研究会 理事 野条記)


  • 講演:「分解性繊維」  東京農工大学客員教授 村瀬 繁満 氏

  • 講演日:平成13年4月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【略歴】
    1975:京都大学工学部高分子化学科卒業
    1977:京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻修士課程修了
    1997:京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻博士後期課程修了
    1977:ユニチカ(株)入社 中央研究所・合成繊維研究部配属
    1999: 同・プラスチック研究部 部長
     (この間、ポリエステル、ナイロンの高速紡糸法を中心に衣料用・産業資材用繊維、ならびにスパンボンド、短繊維不織布、フィルム等の開発に従事)
    2000:東京農工大学(ユニチカ休職中)
    現職:東京農工大学 工学研究科 応用化学専攻 客員教授

  • 【講演要旨】:
    合成高分子からなる繊維・不織布・フィルムなどは、「軽くて、強くて、丈夫で長持ち」するため、日常生活で 大切な役割を果たしている。しかし自然界の環境下では分解しない、焼却すればダイオキシンが発生するなど、 処理方法が社会問題になっている。そして大量生産、大量消費、大量廃棄社会から資源を有効に使う循環型社会 へ転換するため、法律の整備も進んでいる。このような背景のもと、用途に応じて自然の物質循環系に組み込め る生分解性ポリマーが盛んに研究・開発されているが、各種生分解性ポリマーの特性を中心に、天然素材がある にもかかわらず、何故、生分解性素材が必要なのか、現状と今後の課題などについて述べる。 (以上、講師ご提供要旨原文)

  • 配布資料:


  • 技術紹介:「川崎市のディーゼル車排ガス緊急対策て」ークリーン軽油(軽質軽油)についてー
         川崎市公害研究所 所長 平山 南見子 氏

  • 講演日:平成13年4月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • [略歴]
    1968年  国際基督教大学教養学部化学専攻 卒業
    1970年 東京工業大学大学院修士課程修了(化学専攻)
    1973年 東京工業大学大学院博士課程単位取得中退(化学専攻)
    1973年 川崎市役所入所
    公害研究所(水質,大気研究)
    公害部水質課
    公害部先端技術産業環境対策
    企画室(環境,福祉)
    国際交流 などを担当 
    1999年〜現在  川崎市公害研究所 所長

  • [講演要旨]
    全国の都市部で深刻化している,ディ−ゼル車排気ガスによる大気汚染。川崎市は,この緊急対策とし て”クリ−ン軽油(軽質軽油)”の研究を,企業と共同で進めてきました。2001年1月からはすで に,市バス94台,ごみ収集車50台に,クリ−ン軽油の使用を開始しました。全国に先駆けたこの試み は,ディ−ゼル車から排出される有害物質のPM(粒子状物質)が3割以上,そのほかの有害性物質(多環 芳香族類)も高い割合で低減できると期待されているものです。講演では,この”クリ−ン軽油(軽質軽 油)”についての研究の外,土壌を用いた大気浄化施設,光触媒反応を利用した窒素酸化物浄化ブロック などの環境対策も紹介したいと思います。(以上、講師ご提供要旨原文)

  • クリーン軽油に関する川崎市ホームページはこちら:
    http://www.city.kawasaki.jp/30/30sidou/home/kougaitop/kougaitop.htm


  • 話題提供:「東工大 TLOの内容紹介」
         (財)理工学振興会、東工大 名誉教授 清水 勇 氏

  • 講演日:平成13年4月14日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【東工大TLO の特徴] 1)東工大全学を対象とし、財団運営でなく会員制で展開している。 2)全国TLO協議会の会長に東工大 内藤学長が就任し、事務局を東工大TLOに置き、全国的な活発な活動を展開している。(以上、講師ご提供要旨原文)


  • 講演:「高分子圧電材料と商品化」 ODA技術協力コンサルタント
        東京農工大学 大学院 生物システム応用科学研究科
        博士過程  青木 弘行 氏

  • 講演日:平成13年5月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【略歴】
    1937年東京浅草生まれ。江戸っ子でそそっかしいので間違いだらけの人生を経験中。 小さい頃からラジオ少年でアマチュア無線に没頭。JA1QAなる古いコールサインを現在も保持。ただしインターネット時代になってからは電波は発射せず。また森羅万象すべて趣味で取り組む習性あり。 間違えて東京大学経済学部に進学し1963年に卒業。間違えて三菱油化株式会社に就職、 最初は間違えて人事部に配属され、やがて情報システム部、経営企画室、新規事業本部、企画本部を楽しく歴任。最後は企画本部主幹で終わる。役員になる間違いは避けられたが、会社はその後すぐ消滅。私の所為ではない。 新規事業本部時代に高分子圧電材料によるセンサーやスピーカーの開発、同アンプの回路設計に従事。 定年前にODA技術協力コンサルタントの職を見つけて退職。ベトナム、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、フィジー、メキシコ及びチリ等、各国で公務に従事。 現在、東京農工大学大学院 生物システム応用科学研究科 博士課程の学生として高分子圧電材料を研究中(これも間違いかと疑い中。)

  • 【講演要旨】:
    高分子圧電材料は、加工性が良いこと、フレキシブルであること、圧電性能が高いことなどから、マイクロフォン、ヘッドフォン、スピーカー等ほか、血圧計、脈波計、衝撃センサー、加速度計、超音波トランスデューサーなど多くの用途開発がなされてきた。特に周波数応答特性が良いという特長を生かした用途が今後とも有望と見られる。ここではその一端をご紹介して皆様の事業化のご参考に供したい。。(講師からのご提供)

  • 配布資料:講演内容の説明資料


  • 講演:「液晶ディスプレイ−基礎と最近の話題」
        東京工業大学 大学院 理工学研究科 有機・高分子物質専攻
        教授 竹添 秀男 氏
  • 講演日:平成13年5月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • [略歴]
    1970 東京教育大学理学部物理学科卒業
    1975 東京教育大学大学院理学研究科博士課程(物理学専攻)修了(理博)
    1975 日本学術振興会奨励研究員
    1976 東京工業大学工学部有機材料工学科助手
    1979−1981 Univ. of Wisconsin 化学科客員研究員
    1986 東京工業大学工学部有機材料工学科助教授
    1991 東京工業大学工学部有機材料工学科教授
    1999 東京工業大学 大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 教授
         現在に至る

    専門:機能性有機材料(特に液晶)の構造と物性

    受賞
    1989年10月
     The 9th International Display Research Conference, Kyoto 1989
     Outstanding Paper Award
    1990年9月
     応用物理学会賞 反強誘電性液晶の発見
     "Antiferroelectric Chiral Smectic Phases Responsible for the Tristable Switching in MHPOBC"
    A. D. L. Chandani, E. Gorecka, Y. Ouchi, H. Takezoe & A. Fukuda Jpn. J. Appl. Phys. 28 (1989) L1265 1999年9月
     液晶学会 論文賞(A)
     「2量体アキラル化合物に見られるフラストレイテッドスメクティック相での電場反転挙動とその構造に関する研究」 2000年10月 液晶学会 業績賞 「液晶物性に関する広範な研究とその展開」

  • [講演要旨]
    最近の液晶ディスプレイの発展はめざましい。講演ではまず液晶とはどういうものか、液晶ディスプレイの原理はどうなっているのかという疑問に答える。そのあと、現在の液晶ディルプレイの現状をお話しし、今後に残された問題は何か、その解決策にはどの様なことが考えられるかを議論したい。今後5年後のディスプレイの進歩の情況を予測し、ご紹介できればと思う。(講師からのご提供)

  • 配布資料:
    1。液晶ディスプレイー基礎と最近の話題ー(KURAMAE J 951(2000))
    2。液晶ディスプレイの過去、現在、未来(PLUS E 2001年1月)


  • 話題提供:「無公害・低騒音の画期的な塗膜剥離技術−ウオーターブリッド工法−」
          (株)メイセイ ワラテック事業部
          部長 高田 多規夫 氏

  • 講演日:平成13年5月12日(土)於て 東工大(大岡山) 百年記念館

  • 【話題内容]
    (株)メイセイの会社案内と新技術(ウォ−ターブリット工法)の説明
    ウォターブリット工法とは、高圧ポンプにより加圧された圧力水を加温し専用ノズルを用いた特種ガンによって塗膜面に噴射することにより、温水が塗膜部分に衝突した際に気泡が、はじける「温水キャビテーション効果」を作り出し、その作用を利用し て、従来では2,000〜3,500Kg/平方センチの圧力を必要としたものを、500Kg/平方センチという低圧で塗膜の完全除去を可能にした画期的な工法で、粉塵の発生の心配もありません。(講師からのご提供))

  • 配布資料:
    1。カタログ「ウォ−ターブリット工法外壁剥離のご案内」
    2。ウォ−ターブリット工法の技術的考察


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2003年3月24日 最終更新

新規事業研究会
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